東武ワールドスクエアには世界中の建物が25分の1スケールで

2019年8月3日 撮影
東武ワールドスクエア
東武ワールドスクエア(栃木県日光市鬼怒川温泉大原209-1)は、東武鉄道が創立95周年の記念事業として建設したもので、1993年(平成5年)4月24日にオープン。
園内には世界21の国と地域より100点以上の遺跡や有名建造物が25分の1スケールで再現されている。そして、高さ7cmの人形が14万体以上配置されている。

写真は、ウェルカムスクウェア(園内入場口)に設置されているミュージックモニュメントで、20分おきに開閉してバンドが演奏を行う。
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(1280×1920 ピクセル, 1156 Kbyte)
東武ワールドスクエア
入口ではマスコットキャラクターのトムとマイムが迎えてくれる。

園内は、現代日本ゾーンアメリカ・ゾーンエジプト・ゾーンヨーロッパ・ゾーンアジア・ゾーン日本ゾーンの6つに分かれている。
東武ワールドスクエアの大きな写真大きな写真
(1920×1307 ピクセル, 1006 Kbyte)

現代日本ゾーン

国会議事堂 - 東武ワールドスクエア
国会議事堂
国会議事堂(東京都千代田区永田町1-7-1)は1936年(昭和11年)に竣工した。
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(2560×1365 ピクセル, 2208 Kbyte)
国会議事堂
2017年1月7日 撮影
こちらは本物。
敷地面積は10万平方メートル。南北に206メートル、東西に89メートルの建物は鉄骨鉄筋コンクリート造り、中央塔の高さは高さ21メートルは当時日本一の高さを誇った。
国会議事堂の大きな写真大きな写真
(2560×1707 ピクセル, 1595 Kbyte)
東京駅 - 東武ワールドスクエア
東京駅
東京駅(東京都千代田区丸の内1−9−1)は1914年(大正3年)12月20日に開業した。国の重要文化財、関東の駅百選認定駅。
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(2560×1707 ピクセル, 2127 Kbyte)
東京駅
2012年12月13日 撮影
こちらは本物。
2007年(平成19年)4月から2012年(平成24年)6月にかけ、開業当時の姿に戻す復原工事が実施された。
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(1920×1080 ピクセル, 505 Kbyte)
東京駅 - 東武ワールドスクエア
東京駅
ホームも再現されている。
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(1920×1263 ピクセル, 1448 Kbyte)
新幹線 - 東武ワールドスクエア
新幹線
新幹線が走る。
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(1920×1280 ピクセル, 801 Kbyte)
東京スカイツリー - 東武ワールドスクエア
東京スカイツリー(東京都墨田区押上1丁目1-2)は、2012年(平成24年)5月に開業した。東武ワールドスクエアのミニチュアは、約26メートルの高さを誇る。

日本古来の技を現代的に解釈して再現するなど、最新技術を集め建設された世界一高い電波塔だ。高さ634メートル、高さ350メートルと450メートルの位置に展望台がある。
足元には東西400メートル、広さ約3.69ヘクタールにもおよぶ「東京スカイツリータウン」が誕生した。
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(1230×1920 ピクセル, 798 Kbyte)
東京スカイツリー
2020年1月5日 撮影
こちらは本物。
2008年(平成20年)7月14日着工、2012年(平成24年)2月29日に完成した日本一高い電波塔である。2011年(平成23年)3月11日、建設中に東日本大震災が起きるも、作業員は全員無事で、構造物への被害もなかった。
東京スカイツリーの大きな写真大きな写真
(1744×2560 ピクセル, 1380 Kbyte)
東京タワー - 東武ワールドスクエア
東京タワー
東京タワー(東京都港区芝公園4-2-8)は、1958年(昭和33年)10月14日に竣工した高さ333メートルの電波塔である。

エッフェル塔の324メートルより9メートル高く、長らく自立式鉄塔として世界一の高さを誇っていたが、2010年(平成22年)3月、東京スカイツリーに追い越された。
重さは約4,000トンで、約7,000トンのエッフェル塔よりも大幅に軽い。朝鮮戦争で使用されスクラップになった戦車の一部が塔の鉄に使われている。
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(1707×2560 ピクセル, 1412 Kbyte)
東京タワー
2023年2月26日 撮影
こちらは本物。
長らく自立式鉄塔として世界一の高さを誇っていたが、2010年(平成22年)3月、東京スカイツリーに追い越された。
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(1671×2560 ピクセル, 1580 Kbyte)
旧帝国ホテル - 東武ワールドスクエア
旧帝国ホテル
旧帝国ホテルホテルライト館は、米国人建築家フランク・ロイド・ライトが設計した、鉄筋コンクリートおよび煉瓦コンクリート造、地上3階(中央棟5階)、地下1階、客室数270の建物で、1923年(大正12年)に竣工した。1968年(昭和43年)、新本館建設のため解体。玄関のみ、博物館明治村に移築再建された。
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(1920×1280 ピクセル, 1230 Kbyte)
東京ドーム - 東武ワールドスクエア
東京ドーム
東京ドーム(東京都文京区後楽1-3-61)は、1988年(昭和63年)3月に開業した日本初の大規模エアードームによる全天候型多目的スタジアムだ。スタジアムには56,000人が収容でき、プロ野球をはじめ、フットボールやコンサートなどに利用されている。
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(1920×1250 ピクセル, 1233 Kbyte)
ふじ丸 - 東武ワールドスクエア
ふじ丸
ふじ丸は、日本のチャーター専門のクルーズ客船である。1989年(平成元年)4月就航。旅客定員は600人。全長167メートル、総トン数23,235トンは、日本籍で最大の客船であった。2013年(平成25年)6月に引退。
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(1920×1280 ピクセル, 1291 Kbyte)

アメリカ・ゾーン

ホワイトハウス - 東武ワールドスクエア
ホワイトハウス
ホワイトハウスは、言わずと知れたアメリカ合衆国の大統領官邸。1792年(寛政4年)に建設され、第2代大統領ジョン・アダムスの時から使用されている。
正面には、トランプ大統領一家が並んでいる。
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(1920×1306 ピクセル, 1439 Kbyte)
ワールド・トレード・センター - 東武ワールドスクエア
ワールド・トレード・センター
左側は、1931年(昭和6年)に竣工した高さ381メートル(電波塔443メートル)、102階建てのエンパイア・ステート・ビルディング。右側のツインタワーは、1973年(昭和48年)4月にオープンした高さ411メートル(電波塔527メートル)、110階建てのワールド・トレード・センター

いずれもニューヨーク・マンハッタンのシンボルだが、ワールド・トレード・センターは、2001年(平成13年)の 9.11全米同時多発テロで倒壊。事件直後に撤去すべきかが検討されたが、在りし日の建造物として展示を継続する方針を固め、テロ被害者に向けた募金箱の設置が行われた。
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(1280×1920 ピクセル, 1072 Kbyte)

エジプト・ゾーン

ギザの三大ピラミッド - 東武ワールドスクエア
ギザの三大ピラミッド
エジプトのギザにある三大ピラミッド。手前から、メンカウラー、カフラー、クフ王のピラミッド。紀元前26世紀~紀元前25世紀頃に造られた。
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(1920×1280 ピクセル, 1822 Kbyte)
カフラー王のピラミッドとスフィンクス像 - 東武ワールドスクエア
カフラー王のピラミッドとスフィンクス像
クフ王のピラミッドは3つの中で最大で、高さ146.6メートル(現在の高さ138.8メートル)、底辺は230メートルある。

カフラー王のピラミッドの前には、守り神として紀元前2680年頃造られたスフィンクスがある。頭部は人間(カフラー王)、胴体はライオンという空想上の怪物で、幅4メートルにもなる顔には、メネスと言われる頭巾をつけ、額には王権の象徴である蛇形章をつけている。全長73.5メートル、高さ20メートルある。
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(1254×1920 ピクセル, 1391 Kbyte)
アブ・シンベル神殿 - 東武ワールドスクエア
アブ・シンベル神殿
アブ・シンベル神殿は、ラムセス2世によって、紀元前13世紀頃に造られた岩窟神殿で、前面にある高さ約20メートルの4つの座像は、ラムセス2世の像といわれている。
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(1920×1229 ピクセル, 1502 Kbyte)

ヨーロッパ・ゾーン

パルテノン神殿 - 東武ワールドスクエア
パルテノン神殿
パルテノン神殿は、紀元前438年、アテナイのアクロポリスの上に建設された女神アテナを祀る神殿だ。ドーリア式建造物の最高峰で、世界遺産に認定されている。
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(1920×1227 ピクセル, 1311 Kbyte)
コロッセオ - 東武ワールドスクエア
コロッセオ
コロッセオは、紀元80年のローマ帝政期に造られた円形闘技場で、長径188メートル、短径156メートルの楕円形で、5万人を収容できたという。現在では地下にあった施設がむき出しになっている。
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(1920×1280 ピクセル, 1411 Kbyte)
ピサの斜塔 - 東武ワールドスクエア
ピサの斜塔
ピサの斜塔は、イタリアにあるピサ大聖堂の鐘楼で、大理石でできている。8階建て、高さ56メートル。1173年(承安3年)に着工し、1372年(建徳3年)に完成した。建設中に徐々に地盤沈下を起こし、完成時には既に傾いていた。

ピサで生まれたガリレオが、ここで物体の落下実験を行ったとされているが、証拠は残っていない。
倒壊の危険があったため、1990年(平成2年)から10年がかりの工事が行われ、現在は約4度の傾きを保っている。
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(1280×1920 ピクセル, 1565 Kbyte)
ミラノ大聖堂 - 東武ワールドスクエア
ミラノ大聖堂
ミラノ大聖堂は、イタリアのミラノにある後期ゴシック建築の大理石造りの大聖堂。1386年(元中3年)に起工し、宗教改革による中断を経たものの、1813年(文化10年)、ナポレオンの命令によってようやく完成を見た。

長さ約150メートル、正面幅約60メートルで、交差部ドーム上の塔の高さは108メートルある。体積はフランスのボーヴェ大聖堂に次いで世界で2番目、広さはバチカンのサン・ピエトロ大聖堂に次いで2番目である。
外部は135本の尖塔と2245体の聖人像の装飾が施され、後陣奥には新約聖書・旧約聖書・黙示録を描いたステンドグラスがある。
ミラノ大聖堂 - 東武ワールドスクエアの大きな写真大きな写真
(1280×1920 ピクセル, 1179 Kbyte)
ヴェルサイユ宮殿 - 東武ワールドスクエア
ヴェルサイユ宮殿
ヴェルサイユ宮殿は、1682年(天和2年)、フランス国王ルイ14世が建設した離宮である。パリの南西22kmに位置する。バロック建築の代表作で、豪華な建物と広大な美しい庭園として有名だ。世界遺産。
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モンマルトルのサクレ・クール寺院 - 東武ワールドスクエア
モンマルトルのサクレ・クール寺院
モンマルトルのサクレ・クール寺院は、パリのモンマルトルの丘にあるバジリカ聖堂で、単にサクレ・クール寺院と呼ばれた時にはこれを指す。
サクレ・クールとは「聖なる心臓」(聖心)を意味し、イエス・キリストに捧げ、守護として祀っていることを意味する。

1875年(明治8年)に建設が始まり、1914年(大正3年)に完成した。サヴォアと呼ばれる重量18トンの世界最大級の鐘がある。
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ノートルダム大聖堂 - 東武ワールドスクエア
ノートルダム大聖堂
ノートルダム大聖堂は、パリのセーヌ河岸にあり、1163年(応保3年)に着工、1182年(養和2年)に内陣が完成した。その後も拡張工事が続き、最終的な竣工は1345年(興国6年)になる。

ノートルダムとはフランス語で「我らが貴婦人」、すなわち聖母マリアを指す。世界遺産。
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(1280×1920 ピクセル, 1048 Kbyte)
エッフェル塔 - 東武ワールドスクエア
エッフェル塔
エッフェル塔は、フランス革命100周年を記念して1889年(明治22年)5月から10月までパリで開催された万国博覧会にあわせて建設された。パリのシンボルである。その名は、塔の設計および建設者であるギュスターヴ・エッフェルに由来する。

高さ300メートルで、1930年(昭和5年)にニューヨークにクライスラービルが完成するまでは世界一高い建造物であった。
20世紀に入って解体話が持ち上がるが、1904年(明治37年)、軍事無線を送受信することになり、国防上重要な建築物として取り壊しを免れるた。現在は放送用アンテナが設置され、高さは324メートルになっている。
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(1280×1920 ピクセル, 1213 Kbyte)
凱旋門 - 東武ワールドスクエア
凱旋門
凱旋門は、パリのシャンゼリゼ通りの西端、シャルル・ド・ゴール広場にある凱旋門で、正式名称はエトワール凱旋門。高さ50メートル、幅45メートル、奥行き22メートル。
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(2560×1707 ピクセル, 2326 Kbyte)
アウステルリッツの戦いの勝利を記念し、1806年(文化3年)、ナポレオンの命令によって建設が始まった。完成したのは1836年(天保6年)で、ルイ・フィリップによる七月王政の時代になっていた。
ペテルゴフ宮殿 - 東武ワールドスクエア
ペテルゴフ宮殿
ペテルゴフ宮殿は、ロシア・サンクトペテルブルクにあるピョートル大帝の夏の離宮。
1712年(正徳2年)、サンクトペテルブルグに首都を移したピョートル大帝が、フランスのルイ14世が建設したベルサイユ宮殿を意識して造ったといわれる。

中央の大滝を境に、大宮殿のある「上の庭園」と、多数の噴水がある「下の公園」に分かれており、彫刻と水の織りなす多彩な姿が美しい。
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サグラダ・ファミリア - 東武ワールドスクエア
サグラダ・ファミリア
サグラダ・ファミリア(聖家族教会)は、ガウディが設計した芸術的建造物で、スペイン・バルセロナで1882年(明治15年)から建設が続いている。未完成ではあるものの、2005年(平成17年)に世界遺産に登録された。ガウディの没後100年に当たる2026年(令和8年)の完成を目指す。

キリストの誕生を表す生誕の門(東側)、その活躍を表す栄光の門(南側)、その死を表す受難の門(西側)の各々に4本の塔が立ち、合計で12本の塔が十二使徒を表わす構造になっている。塔の高さは172メートルに達する。
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(1280×1920 ピクセル, 1077 Kbyte)
ビッグ・ベン/英国国会議事堂 - 東武ワールドスクエア
ビッグ・ベン/英国国会議事堂
ビッグ・ベンは、英国国会議事堂(ウェストミンスター宮殿)に付属する時計塔。1859年(安政5年)に竣工し、高さは96メートルある。
大時計の文字盤は直径7メートルあり、312個の乳白ガラスがステンドグラスのようにはめこまれている。
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(2560×1707 ピクセル, 3271 Kbyte)
振り子の長さは3.9メートル、重さは300kgに達する。ビッグ・ベンのために二重三脚重力式脱進機が開発され、1日の誤差1秒以内で、15分ごとに鐘を鳴らす正確な時計となった。なお、週に3回、整備士が300段の螺旋階段を上り、動力源となっている重りのついたケーブルを手で巻き上げる。
タワーブリッジ - 東武ワールドスクエア
タワーブリッジ
タワーブリッジは、イギリス・ロンドンのテムズ川に架かる跳ね橋で、1894年(明治27年)に開通した。全長244メートル、2本ある主塔の高さは65メートルあり、内部に展望通路と歴史博物館がある。
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(2560×1707 ピクセル, 2223 Kbyte)
ロンドン塔の近くにあり、ここまでは大型船が入港するため、固定された橋の建設ができなかった。そこで、蒸気機関で水をパイプに通して水圧をかけ、シーソーの原理を利用して開閉する跳ね橋が考案された。最盛期には年間6000回以上開閉していたという。現在も年間800回近く開閉しているが、動力源は電力に替わっている。
バッキンガム宮殿 - 東武ワールドスクエア
バッキンガム宮殿
バッキンガム宮殿は、イギリス・ロンドンにあるイギリス王室の宮殿である。約1万坪の敷地に、部屋数775の宮殿が建つ。年間の招待客は4万人にもなるという。
1703年(元禄16年)、バッキンガム公ジョン・シェフィールドが自宅として建てたバッキンガムハウスに始まるとされる。
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(2560×1707 ピクセル, 2118 Kbyte)
ドーバー城 - 東武ワールドスクエア
ドーバー城
ドーバー城は、英仏海峡のイギリス側ドーバーにある古い城塞だ。12世紀末、ヘンリー2世が改築したもので、中心となる天守は3階建て。ノルマン型角塔天守の最大で最後のものとされている。
第二次大戦においても重要な戦略拠点になり、当時作られたトンネルが残っている。
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(2560×1707 ピクセル, 2183 Kbyte)
サン・ピエトロ大聖堂 - 東武ワールドスクエア
サン・ピエトロ大聖堂
サン・ピエトロ大聖堂は、イタリア・ローマにあるローマカトリックの総本山だ。世界遺産。
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現在の建物は2台目で、ミケランジェロなど世界的に有名な当時の一流の画家や彫刻家の手によってつくられた。1506年(永正3年)に着工し、1626年(寛永3年)に完成した。高さ約120メートル、最大幅約156メートル、長さ211.5メートル、総面積は49,737m2におよぶ世界最大級の教会である。

サン・ピエトロは聖ペトロ、つまり使徒ペテロのイタリア語読み。もともとは使徒ペトロの墓所とされた場所で、4世紀初頭のローマ皇帝コンスタンティヌス1世によって、殉教者記念教会堂として建設された。
アヴィニョン捕囚によってラテラノ宮殿が荒廃したため、教皇ユリウス2世によってローマ教皇の座所として改築に着手した。

アジア・ゾーン

ワット・アルン - 東武ワールドスクエア
ワット・アルン
ワット・アルンは、タイ・バンコクの仏教寺院だ。2019年(令和元年)7月20日、東武ワールドスクエアにお目見えした。アユタヤ王朝も建てられたワット・アルンはバンコク市内を流れるチャオプラヤー川西岸にある。三島由紀夫の小説「暁の寺」の舞台にもなった。高さ約75メートルの大仏塔の外壁にはサルや鬼、ガルーダの石像が彫られ、周囲に中国陶器を使ってデザインされた花々がちりばめられている。
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(2560×1707 ピクセル, 2073 Kbyte)
アンコール・ワット - 東武ワールドスクエア
アンコール・ワット
アンコール・ワットは、カンボジア北西部にある遺跡である。1113年(天永4年)に即位したスーリヤヴァルマン2世によって建設された。世界遺産。
東西1.5km、南北1.3km、幅190mの堀で囲まれており、伽藍は砂岩とラテライトで築かれている。回廊は精緻な浮き彫りで埋め尽くされている。
アンコール・ワット - 東武ワールドスクエアの大きな写真大きな写真
(2560×1707 ピクセル, 2887 Kbyte)
タージ・マハル - 東武ワールドスクエア
タージ・マハル
タージ・マハルは、インド北部アーグラにある。世界遺産。
ムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンは、病没した愛妃ムムターズ・マハルのため、1632年(寛永9年)に総大理石の墓廟の建設に着手する。1654年(承応3年)頃に竣工したとされている。
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(1920×1291 ピクセル, 1403 Kbyte)
故宮 - 東武ワールドスクエア
故宮
故宮は紫禁城とも呼ばれ、中国北京にある。1403年(応永10年)、明の時代に建設がはじまり、17世紀の清代まで造営が続いた宮殿である。
黄色の瑠璃瓦でふいた極彩色の雄大な建物が立ち並ぶ様子は、映画「ラストエンペラー」の撮影シーンを再現したものである。
故宮 - 東武ワールドスクエアの大きな写真大きな写真
(2560×1707 ピクセル, 2570 Kbyte)
万里の長城 - 東武ワールドスクエア
万里の長城は、北方の異民族が侵攻してくるのを防ぐため、紀元前214年、秦の始皇帝によって建設が始まった。現存する壁の全長は6,260kmある。世界遺産、新・世界七不思議。なお、「宇宙から肉眼で見える唯一の建造物」というのは都市伝説。
万里の長城 - 東武ワールドスクエアの大きな写真大きな写真
(1920×1280 ピクセル, 1484 Kbyte)

日本ゾーン

鹿苑寺金閣 - 東武ワールドスクエア
鹿苑寺金閣
金閣寺(京都府京都市北区金閣寺町1)は、臨済宗相国寺派の寺院で、正式名称を鹿苑寺 (ろくおんじ) という。金箔を貼った写真の舎利殿「金閣」がとくに有名なことから、金閣寺と呼ばれている。世界遺産。
鹿苑寺金閣 - 東武ワールドスクエアの大きな写真大きな写真
(1920×1240 ピクセル, 1442 Kbyte)
鹿苑寺金閣
2017年8月12日 撮影
こちらは本物。
1397年(応永4年)、室町幕府3代将軍・足利義満 (あしかが よしみつ) が、河内国の領地と交換に西園寺を譲り受け、北山山荘 (ほくざんさんそう) として造営したのが始まりである。
鹿苑寺金閣の大きな写真大きな写真
(2560×1373 ピクセル, 1385 Kbyte)
慈照寺銀閣 - 東武ワールドスクエア
慈照寺銀閣
銀閣寺(京都府京都市左京区銀閣寺町2)は、臨済宗相国寺派の寺院で、正式名称を慈照寺 (じしょうじ) という。世界遺産。
慈照寺銀閣 - 東武ワールドスクエアの大きな写真大きな写真
(1920×1280 ピクセル, 1517 Kbyte)
慈照寺銀閣
2017年8月12日 撮影
こちらは本物。
1483年(文明15年)、室町幕府第8代将軍・足利義政 (あしかが よしまさ) が、金閣寺を模して観音殿を造営し、これを銀閣と呼ぶようになった。
慈照寺銀閣の大きな写真大きな写真
(1920×1280 ピクセル, 1387 Kbyte)
平等院鳳凰堂 - 東武ワールドスクエア
平等院鳳凰堂
平等院(京都府宇治市宇治蓮華116)の鳳凰堂 (ほうおうどう) は、十円硬貨の表面のデザインに使われている有名な寺院だ。世界遺産。
平等院鳳凰堂 - 東武ワールドスクエアの大きな写真大きな写真
(1920×1280 ピクセル, 1604 Kbyte)
平等院鳳凰堂
2014年6月11日 撮影
こちらは本物。
9世紀末、光源氏のモデルといわれる左大臣・源融 (みなもとのとおる) の別荘だったものが、宇治天皇の手を経て藤原道長の別荘「宇治殿」となった。子の頼道が1052年(永承7年)に寺院に改め、これが平等院のはじまりとなった。
平等院鳳凰堂の大きな写真大きな写真
(1920×1280 ピクセル, 544 Kbyte)
清水寺 - 東武ワールドスクエア
清水寺
清水寺(京都府京都市東山区清水1丁目294)の本堂は清水の舞台として知られており、1633年(寛永10年)に徳川家光によって再建されたもの。国宝、世界遺産。
清水寺 - 東武ワールドスクエアの大きな写真大きな写真
(2560×1707 ピクセル, 2736 Kbyte)
清水寺
2013年8月26日 撮影
こちらは本物。
清水寺は、奈良時代末期の778年(宝亀9年)、延鎮 (えんちん) が開山し、798年(延暦17年)に坂上田村麻呂 (さかのうえたむらまろ) が仏殿を建立したと伝えられている。現在の建物の多くは、1631年(寛永8年)から1633年にかけ、徳川家光の寄進によって再建されたものだ。
清水寺の大きな写真大きな写真
(2560×1671 ピクセル, 1462 Kbyte)
東大寺大仏殿 - 東武ワールドスクエア
東大寺大仏殿
東大寺大仏殿(奈良県奈良市雑司町406-1)は、正面の幅57.5メートル、奥行き50.5メートル、棟までの高さ49.1メートルで、世界最大の木造建築とされてきたが、近年では建築資材の発達により、大仏殿より大きな木造建築が建造されている。世界遺産。
東大寺大仏殿 - 東武ワールドスクエアの大きな写真大きな写真
(2560×1690 ピクセル, 2835 Kbyte)
東大寺大仏殿
2014年6月11日 撮影
こちらは本物。
大仏の鋳造が終わった後に建設され、758年(天平宝字2年)に完成した。当時の大仏殿は、幅86メートル、奥行き50メートル、高さ37メートルと、現在のものより幅が広かった。
東大寺大仏殿の大きな写真大きな写真
(2560×1676 ピクセル, 1578 Kbyte)
厳島神社 - 東武ワールドスクエア
厳島神社
厳島神社 (いつくしまじんじゃ) (広島県廿日市市宮島町1-1)は、593年(推古天皇元年)の創祀とされ、市杵島姫命 (いちきしまひめのみこと) 田心姫命 (たごりひめのみこと) 湍津姫命 (たぎつひめのみこと) の三姉妹を祀っており、天照大神 (あまてらすおおみかみ) などが相殿神 (あいどのしん) とされる。世界遺産。
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厳島神社
2011年8月25日 撮影
こちらは本物。
観世音菩薩や大日如来を本地仏とする神仏習合の様相が早くからみられるとともに、熊野信仰や浄土信仰、海上神の弁財天信仰などの聖地とされることもあった。
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姫路城 - 東武ワールドスクエア
姫路城
姫路城(兵庫県姫路市本町68番地)は、江戸時代以前に建設された天守が残る現存12天守の1つで、城趾の大部分が特別史跡に、大天守を含む8棟の建造物が国宝に、74棟が重要文化財に指定されている。世界遺産。
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姫路城
2018年12月27日 撮影
こちらは本物。
2009年(平成21年)6月から2015年(平成27年)3月にかけ、平成の修理が行われた。白漆喰で塗られた城壁の美しさから白鷺城 (しらさぎじょう) の別名をもつ。
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道後温泉本館 - 東武ワールドスクエア
道後温泉本館
道後温泉本館(愛媛県松山市道後湯之町5-6)は、1894年(明治27年)建造の本陣風建築、三層楼の姿をとどめる国指定重要文化財である。
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道後温泉本館
2007年8月1日 撮影
こちらは本物。
夏目漱石の小説「坊っちゃん」の主人公が訪れていた「神の湯」や、日本で唯一の皇室専用湯殿の「又新殿 (ゆうしんでん) 」など5つの浴槽があり、木造建築の外観はアニメ「千と千尋の神隠し」に登場する湯屋のモデルとされる。
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大浦天主堂 - 東武ワールドスクエア
大浦天主堂
大浦天主堂(長崎県長崎市南山手町5-3)は、1865年(元治2年)に建立された。現存するキリスト教建築物の中では日本最古のものとなる。正式名は日本二十六聖殉教者堂。1953年(昭和28年)に国宝に指定された。世界遺産。

幕末、長崎に居留した外国人のために建設された教会で、聖堂内を飾るステンドグラスには100年前のものもある。
直前に列聖されたばかりの「日本二十六聖殉教者」に捧げられた。西坂の丘で殉教した二十六聖人へ祈りを捧げるために建てられたため、正面は西坂の丘に向けられている。
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大浦天主堂
2016年3月17日 撮影
こちらは本物。
竣工直後、浦上の潜伏キリシタンが訪れて信仰を告白したことから、世界の宗教史上にも類を見ない「信徒発見」の舞台となった。

1875年(明治8年)と1879年の増改築により、外壁は木造からレンガ造に変更された。内部の主要部分は創建当初の姿が保存されている。
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旧グラバー邸 - 東武ワールドスクエア
旧グラバー邸
グラバー園(長崎県長崎市南山手町8番1号)は、グラバー、リンガー、オルトの旧邸があった敷地に、長崎市内に残っていた歴史的建造物を移築した公園である。1863年(文久3年)に建築された。重要文化財。世界遺産。
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旧グラバー邸
2008年7月28日 撮影
こちらは本物。
日本で最も古い木造西洋風建築で、正面玄関がないバンガロー風の平屋。上から見ると四つ葉のクローバーのような形をしている。
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ワイパウ号 - 東武ワールドスクエア
ワイパウ号
SL広場には、1897年(明治30年)に製造され、ハワイ・オアフ島の製糖工場で使用されていたワイパウ号4型が静態展示されている。日本国内のJRや東武鉄道よりも狭い914ミリという特殊ゲージである。
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1988年(昭和63年)5月、ウェスタン村がアメリカから機体を輸入し、運行していたが、2006年(平成18年)の休園に伴い、東武鉄道に移管し、2017年(平成29年)7月から東武ワールドスクウェアで展示されることになった。
東武ワールドスクエア駅
東武ワールドスクエア駅
最寄の東武ワールドスクエア駅は、東武鉄道鬼怒川線の駅として、2017年(平成29年)7月22日に開業した。
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交通アクセス

【鉄道】
  • 東武ワールドスクエア駅から徒歩すぐ
【自動車】
  • 東北自動車道「宇都宮IC」より日光宇都宮有料道路「今市IC」を出て、国道121号線を鬼怒川温泉方面へ約20分
  • 東北自動車道「矢板IC」より国道461号線に入り鬼怒川方面に向かって約30分行くと国道121号線と合流。そこから約8分
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出発地の最寄駅:

目的地:東武ワールドスクエア

参考サイト

近隣の情報

(この項おわり)
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