土佐電鉄(土佐電氣鐵道)は国内第2位の規模

2007年7月29日・2014年12月16日 撮影
土佐電鉄車庫
2007年7月29日 土佐電鉄車庫 写真:こぱふぅ
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土佐電鉄車庫
2013年12月16日 土佐電鉄車庫 写真:こぱふぅ
高知市内には、土佐電鉄土佐電氣鐵道)の路面電車が走っている。桟橋線(南北線)の終点の近く、桟橋車庫前に本社(高知県高知市桟橋通4丁目12番7号)と車庫がある。
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土佐電鉄車庫
2013年12月16日 土佐電鉄車庫 写真:こぱふぅ
地元では土電 (とでん) と呼ばれているが、東京都の都電と区別するため土佐電と呼ばれることもある。1904年(明治37年)5月に開業した老舗の路面電車である。
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土佐電鉄車庫
2013年12月16日 土佐電鉄車庫 写真:こぱふぅ
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土佐電鉄
2007年7月30日 高知市内 写真:ままぱふぅ
現在、伊野線・後免線・桟橋線の3つの路線を運営しており、総延長は25.3kmと、広島電鉄に次ぐ規模の路線となっている。
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路面電車は市内均一料金区間(200円)と、それ以外の区間からなる。均一料金区間の1日乗車券は500円――3回乗ればお釣りが来る。1日乗車券は、裏面の乗車年月日をスクラッチするようになっている。
路面電車用信号機
2007年7月30日 高知市内 写真:ままぱふぅ
黄色い矢印は、路面電車専用の信号機だ。
自動車教習の教科書にはあるものの、首都圏では実物には滅多にお目にかかれない。。
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土佐電鉄車内
2007年7月30日 高知市内 写真:ままぱふぅ
床は木製で、往時の都電や思い起こさせる。
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電車の日

1904年(明治37年)5月2日に土佐電鉄の路面電車が開通したのを記念し「電車の日」をもうけ、2005年(平成17年)から毎年5月3日にイベントを開催している。アンパンマン電車との綱引き大会では、子どもたちが重量約15トンのアンパン電車を引っ張る。

イルミネーション電車

土佐電鉄では、2011年(平成23年)からクリスマスに合わせ、LED電球を使ったイルミネーション電車を運行している。

路面電車の経営

路面電車は、一人の運転手で運ぶことができる乗客数が少ないため、経営面で考えると実は効率が悪い。
そんな中、土佐電鉄は営業係数(100円の運賃収入を得るために必要な経費)が104.7円(東洋経済、2010年(平成22年)4月3日号)と、やや赤字気味である。

土佐電気鉄道と高知県交通は、2009年(平成21年)1月にICカード「ですか」を導入した。
年齢別に3つのタイプがラインナップされているのが特徴だ。
  • 大人用カード(大人障害者・介護用カードでは、発行日から1年が有効期間)
  • 小児用カード(発行できるのは小学生で、12歳の4月1日までが有効期間)
  • ナイスエイジ(65歳以上の人が利用可能)

交通アクセス

【鉄道】
  • JR高知駅から土佐電鉄に乗り、桟橋車庫前で下車、徒歩すぐ。
土佐電鉄関連

近隣の情報

(この項おわり)
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