科学技術館(東京都千代田区北の丸公園2-1)は、現代から近未来の科学技術や産業技術に関する知識を広く国民に対して普及・啓発する目的で、公益法人日本科学技術振興財団が設立し、1964年(昭和39年)4月にオープンした。開館時間は9:30~16:50、休館日は年末年始のみ。4歳以上の子どもから入館料金が発生するが、インターネット割引券(2015年4月現在は廃止)で少しだけ安くなる。
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2階の2D展示室「アトモス」の入り口には「プラズマボール
」がある。
プラズマボールは、低圧のネオンやキセノンなどのガスが封入されたガラス球で、中央にある電極に高周波・高電圧をかけると、気体が電離してプラズマになる。プラズマは上昇気流に乗ってゆっくりと上がっていくが、導電体なので、ここを通る電子が気体の分子やイオンに当たって、鮮やかな放電光を発する。気体の混合比や電圧によって放電光の色や様子は変化するという。
プラズマボールは、低圧のネオンやキセノンなどのガスが封入されたガラス球で、中央にある電極に高周波・高電圧をかけると、気体が電離してプラズマになる。プラズマは上昇気流に乗ってゆっくりと上がっていくが、導電体なので、ここを通る電子が気体の分子やイオンに当たって、鮮やかな放電光を発する。気体の混合比や電圧によって放電光の色や様子は変化するという。
このプラズマボールに手を近づけると、手を通じて電流がアースされるので、放電光の流れが変化する。体表面を流れる電流は微量なので害はないらしいが、ペースメーカーや人工内耳等を装着している方は接触しない方がいいだろう。
ロボット
4階の4E展示室にはNEDO(独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)のロボットが展示されている。
これは、チャイルドケアができるというNECとの共同開発タイプのPaPeRo――愛知万博にも出展されたので、ご存じの方も多いだろう。
これは、チャイルドケアができるというNECとの共同開発タイプのPaPeRo――愛知万博にも出展されたので、ご存じの方も多いだろう。
こちらは綜合警備保障株式会社(ALSOK)との共同開発による屋外用警備ロボット「ALSOK GuardRobo i」だ。
ALSOK では1982年(昭和57年)から警備ロボットの研究開発に着手しており、ALSOK GuardRobo i はGPSを搭載することで屋外での活動も可能になった。センサーによって不審者や火災を感知できる。ペイント弾も発射できるという。身長147センチ、体重190キロ。
GuardRobo iは愛知万博用にデザインされた都合上、こんな雰囲気であるが、最新型の GuardRobo D1 は、なかなか精悍なマスクをしている。
ALSOK では1982年(昭和57年)から警備ロボットの研究開発に着手しており、ALSOK GuardRobo i はGPSを搭載することで屋外での活動も可能になった。センサーによって不審者や火災を感知できる。ペイント弾も発射できるという。身長147センチ、体重190キロ。
GuardRobo iは愛知万博用にデザインされた都合上、こんな雰囲気であるが、最新型の GuardRobo D1 は、なかなか精悍なマスクをしている。
こちらは、独立行政法人産業技術総合研究所のヒューマノイド研究グループによるHRP-1である。二足歩行を目指したプロトタイプで、ASIMOの前身であるP3によく似ている。
身長160センチ、体重120キロ。
身長160センチ、体重120キロ。
マネキンが動いているような違和感はあるのだが‥‥。
身長165センチ、体重は100キロ!!
身長165センチ、体重は100キロ!!
5階の5F展示室「イリュージョンA」には、「座標の部屋」がある。中に入ると、床だけが水平で、壁・天井が大きく傾いている。
ガイドに従って仰向けになると、下半身が気持ち悪い。
ヒトの平衡感覚にも錯覚が生じることが体感できる。
その他、気持ち悪い系の多いフロアである。
ガイドに従って仰向けになると、下半身が気持ち悪い。
ヒトの平衡感覚にも錯覚が生じることが体感できる。
その他、気持ち悪い系の多いフロアである。
交通アクセス
竹橋駅~科学技術館~靖国神社~市ヶ谷駅: 2.5キロメートル(徒歩で約38分、車で約4分)
場所は北の丸公園の中。日本武道館より竹橋寄りである。この日は、東西線・竹橋駅から科学技術館へ向かい、武道館の前を通って、花見がてら、靖国神社でお参りし、市ヶ谷駅から帰るという行程である。
場所は北の丸公園の中。日本武道館より竹橋寄りである。この日は、東西線・竹橋駅から科学技術館へ向かい、武道館の前を通って、花見がてら、靖国神社でお参りし、市ヶ谷駅から帰るという行程である。
周辺地図
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(この項おわり)