呉港(広島県呉市)は、瀬戸内海のほぼ中央部、広島湾の東側入口、西芸予諸島の北部に位置する。港湾管理者は呉市。港湾法上の重要港湾、港則法上の特定港に指定されている。
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この地域の主要航路となっている音戸の瀬戸は、平清盛によって1167年(仁安2年)に開削された。江戸時代までは、半農半漁の寒村で歴史の表舞台に立つことはなかった。
その後の基地拡張と人口急増によって、第二次世界大戦中は人口40万人と日本一の海軍工廠を擁する都市に発展した。
しかし、度重なる空襲により市街地は灰燼に帰し、1945年(昭和20年)の敗戦を受け、軍港や市街地の大部分を駐留軍に接収され、人口も15万人に激減してしまう。
1950年(昭和25年)、旧軍港市転換法が制定され、積極的な企業誘致が行われ、造船、鉄鋼、機械金属、パルプ等の企業が相次いで進出し、臨海工業地帯としての基盤を確立した。
1954年(昭和29年)、保安庁警備隊が廃止になり、海上自衛隊が発足すると、呉地方隊を新編し、呉地方総監部が開庁した。
現在、毎週日曜日に護衛艦が一般公開されるほか、毎年夏に大規模な展示訓練が行われている。
全長76メートル、高さおよび幅10メートルの巨大な潜水艦が鎮座している。公開されているのは甲板のみで、防諜処置として、スクリューなどはダミーのものに差し替えられている。
ジャパン マリンユナイテッドの事業所があり、数十万トン級のタンカーやコンテナ船を製造している。
交通アクセス
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(この項おわり)