

上から見たところ。

六角形、三層構造の木造建造物である。外観がサザエに似ているところから、この名前が付いたとされているが、本当に奇妙な形をしている。

六角形、三層構造の木造建造物である。外観がサザエに似ているところから、この名前が付いたとされているが、本当に奇妙な形をしている。

入場料を払って内部の見学ができる。土足で入れる重要文化財というのも珍しい。


3階の天井には多くの千社札が貼られている。落書きも随所に見られるが、もちろん、現在は落書きや札貼りは禁止である。

木造であるから傷むのも早い。1890年(明治23年)、地元有志の寄付による大修理が行われた。

1965年(昭和40年)、日本大学理工学部教授の小林文次博士による学術調査で、「世界唯一の二重らせんスロープを持つ木造建築」「模倣ではなく天才的な創造」と評価された。
小林博士は、フランスの世界遺産であるシャンボール城内部の、レオナルド・ダ・ヴィンチの設計とも伝えられる二重螺旋階段が蘭書に掲載され、めぐりめぐって会津地方まで伝わったのではないかという仮説を述べたが、物的証拠は出ていない。
大正天皇、昭和天皇、今上天皇が御登臨されている。

1965年(昭和40年)、日本大学理工学部教授の小林文次博士による学術調査で、「世界唯一の二重らせんスロープを持つ木造建築」「模倣ではなく天才的な創造」と評価された。
小林博士は、フランスの世界遺産であるシャンボール城内部の、レオナルド・ダ・ヴィンチの設計とも伝えられる二重螺旋階段が蘭書に掲載され、めぐりめぐって会津地方まで伝わったのではないかという仮説を述べたが、物的証拠は出ていない。
大正天皇、昭和天皇、今上天皇が御登臨されている。

さざえ堂の前の階段を下っていくと、「天高し ピサの斜塔と さざえ堂」(櫻桃子)の句碑が建っている。ピザの斜塔があるイタリア出身のレオナルド・ダ・ヴィンチをかけているのだろうか。
参考サイト
- 会津さざえ堂
- 飯盛山:ぱふぅ家のホームページ
- 会津若松 散策 22 会津さざえ堂 ( 円通三匝堂 ):アクトデザイン凛太郎のブログ
- 会津さざえ堂:不二草紙 本日のおススメ
- 会津さざえ堂《旧正宗寺三匝堂》 @福島県会津若松市:ゆる~い日記
- さざえ堂@会津飯盛山:六弦文録
近隣の情報
- 会津さざえ堂は二重螺旋でめぐる:ぱふぅ家のホームページ
- 飯盛山は白虎隊終焉の地:ぱふぅ家のホームページ
- 会津若松駅は城郭風の駅舎:ぱふぅ家のホームページ
- 鶴ヶ城は難攻不落の名城:ぱふぅ家のホームページ
- 喜多方駅は「蔵の町」をイメージ:ぱふぅ家のホームページ
- 磐越西線から会津鉄道の紅葉と橋梁:ぱふぅ家のホームページ
- 大内宿は江戸時代へタイムスリップしたかのよう:ぱふぅ家のホームページ
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(この項おわり)
正式名称は「円通三匝堂」といい、仏堂の一種である。1796年(寛政8年)に正宗寺の仏堂として建てられ、当時は阿弥陀如来を本尊とし、斜路には三十三観音像が安置されていたという。1995年(平成7年)、国の重要文化財に指定された。