大阪環状線
323系電車は、大阪環状線改造プロジェクトの一環として、2016年(平成28年)12月24日に営業運転を開始した。103系や 201系を置き換えていく計画だ。
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「323系と大阪環状線改造プロジェクト」として、2016年のグッドデザイン賞を受賞した。
323系は、45年ぶりの環状線向け新造車両である。
ステンレス製の全長20メートルの車体には、大阪環状線で長年親しまれているオレンジ色(オレンジ・バーミリオン)の帯がアクセントとなっている。
ステンレス製の全長20メートルの車体には、大阪環状線で長年親しまれているオレンジ色(オレンジ・バーミリオン)の帯がアクセントとなっている。
ストライプやドア横のアクセントカラーとして、103系や201系の車体色に用いられたオレンジ色が配され、大阪環状線改造プロジェクトのロゴマークが先頭部および側面にデザインされている。省エネ・長寿命化の観点から、前照灯およびフォグランプはHIDからLEDに変更された。
外部案内表示器にはフルカラーLEDを採用し、簡易画像表示も可能としている。
外部案内表示器にはフルカラーLEDを採用し、簡易画像表示も可能としている。
JR大阪環状線は、大阪駅を起終点に大阪市の中心部をぐるっと一周する21.7kmの環状鉄道だ。同じ環状鉄道であるJR山手線とは異なり、国鉄時代の丈夫な103系や201形を使い続けてきた。また、駅設備も国鉄時代のままで、利用客から苦情ができることもあったという。そこで「大阪環状線改造プロジェクト」が立ち上げられた。
すべての車両が電動車となっている。
車内は、明るい色調で、走行音も静か。大阪環状線用の車両では初めて液晶モニタが設置され、訪日外国人向けのWi-Fiサービスも提供される。窓には、グリーン系の熱線吸収複層合わせガラスを採用している。
また、ドア数が3扉に統一されることから、各駅の改造も進めてゆく。
すべての車両が電動車となっている。
車内は、明るい色調で、走行音も静か。大阪環状線用の車両では初めて液晶モニタが設置され、訪日外国人向けのWi-Fiサービスも提供される。窓には、グリーン系の熱線吸収複層合わせガラスを採用している。
また、ドア数が3扉に統一されることから、各駅の改造も進めてゆく。
参考サイト
- 大阪環状線改造プロジェクト:大阪市
- 久方ぶりの新型車両デビュー!【大阪環状線323系】:私を鉄道(ぽっぽ)で連れてって。
- なにわなでしこになれるのか?〜大阪環状線に新型車両323系が登場へ:あらかわ交通ノート
- 待望の大阪環状線用の新車.323系公式試運転を見る:Msykの業務(鉄道)日誌
- 大阪環状線323系!:STATION MASTER
- 大阪環状線の新型車両323系を撮影する:阪和線の沿線から
(この項おわり)