JR西日本 223系は130km/hを達成

2008年まで15年間にわたって量産

北陸本線 新快速

関空快速・紀州路快速 223系
2014年12月15日 新疋田駅付近 写真:こぱふぅ
223系は、1994年(平成6年)9月4日の関西国際空港開業に合わせてJR西日本が開発した直流近郊形電車である。
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東海道本線

東海道本線 223系
2018年12月27日 甲南山手駅 写真:こぱふぅ
阪神大震災の後、JR西日本は速やかに鉄道網を復旧させたことで乗客数が増大した。これに対応して投入されたのが223系で、近郊型電車では初めて130km/hで営業運転が行われた。
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東海道本線 223系
2007年7月28日 新大阪駅 写真:こぱふぅ
車体全長は20メートルのステンレス製軽量車体。片側に片側に3カ所の扉を備え、車内は転換クロスシートになっている。VVVFインバータ制御を新たに採用している。
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関空快速・紀州路快速

関空快速・紀州路快速 223系
2013年12月17日 鶴ヶ丘駅 写真:こぱふぅ
最初の投入されたのは、阪和線を走る関空快速だった。新快速とは異なり、1+2列のクロスシート仕様になっている。
その後、投入される線区や列車種別に応じて様々な仕様変更が行われた。
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阪和線

阪和線 223系
2021年12月31日 浅香駅付近 写真:こぱふぅ
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阪和線 223系
2013年12月17日 鶴ヶ丘駅 写真:こぱふぅ
2008年(平成20年)まで生産が続き、アーバンネットワークを代表する車両となった。非電化区間を除き、関西の全線を走っている。
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湖西線

湖西線 223系
2016年12月31日 唐崎駅 写真:こぱふぅ
車体は軽量ステンレス鋼製で、前頭部などの一部は鋼製となっている。
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湖西線 223系
2011年12月12日 写真:こぱふぅ
前面形状は 221系に比べて傾斜角度が緩やかになり、新設計の半流線形で非常時貫通構造となっている。
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湖西線 223系
2011年12月12日 写真:こぱふぅ
湖西線に導入されている1000・2000番台は、新快速での時速130キロ運転を可能にした車両だ。
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湖西線 223系
2024年8月12日 敦賀駅 写真:パパぱふぅ
近江今津駅から湖西線に入り、京都経由で大阪駅へ向かう新快速である。湖西線は、1974年(昭和49年)7月に山科駅~近江塩津駅間(74.1km)が開業した。北陸新幹線と関西を連絡する特急「サンダーバード」を補完する目的で、9~16時まで1時間に1本運行している。
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嵯峨野線(山陰本線)

山陰本線 223系6000番台
2021年11月21日 嵯峨嵐山~保津峡駅間 写真:こぱふぅ
山陰本線のほとんどは130km/h対応線区ではないため、221系運用に充当する目的で、車両性能を221系と同一水準になるよう機器の設定が変更された車両である。
山陰本線 223系6000番台の大きな写真大きな写真
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山陰本線 223系6000番台
2021年11月21日 嵯峨嵐山~保津峡駅間 写真:こぱふぅ
2022年(令和4年)3月109日から、R02編成は森の京都エリア(亀岡市、南丹市、京丹波町、福知山市、綾部市及び京都市右京区京北)の魅力を発信するためラッピングされ、森の京都QRトレインとして運行している。
山陰本線 223系6000番台の大きな写真大きな写真
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運転席

湖西線 223系
2011年12月12日 写真:こぱふぅ
車体塗色は、白・茶(関西急電シンボルカラー)・青(JR西日本コーポレートカラー)・ベージュ(新快速シンボルカラー)の4色帯が採用されている。
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湖西線 223系
2011年12月12日 写真:こぱふぅ
湖西線 223系の大きな写真大きな写真
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Aシート

JR西日本は、コンセントやテーブル、無料Wi-Fiサービスが利用できる有料指定席「Aシート」を、JR神戸線・JR京都線・琵琶湖線の一部新快速に2019年(平成31年)春から導入する。223系のうち2編成の9号車(12両編成)を改造するもので、追加料金500円を支払えば利用できる。
全席にコンセントを設置したほか、座席はリクライニング機能とテーブルが付いている。荷物スペースも利用できる。
空いてる席に座り、乗務員から乗車整理券を購入して利用する。支払いは交通系ICカード、現金で行える。着席定員は46人。1日に上下4本を運転する。
223系 関連
(この項おわり)
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