六甲山(兵庫県神戸市東灘区本山町森)は、神戸市の西部から北部にかけて延びる山塊の総称で、最高峰の標高は931メートルである。写真は、神戸港に浮かぶ六甲アイランド方面を臨んだところ。
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路線距離は1.7km。高低差493メートル。最大勾配は約26.3度。トンネルやカーブが多い。
1932年(昭和7年)3月、六甲越有馬鉄道により開業した。当時は2区間に分かれており、中間の清水駅で乗り継ぐ必要があった。
太平洋戦争末期の1944年(昭和19年)2月、不要不急線として運行休止になるが、路線は撤去されず、1945年(昭和20年)8月25日に運行再開した。
1932年(昭和7年)3月、六甲越有馬鉄道により開業した。当時は2区間に分かれており、中間の清水駅で乗り継ぐ必要があった。
太平洋戦争末期の1944年(昭和19年)2月、不要不急線として運行休止になるが、路線は撤去されず、1945年(昭和20年)8月25日に運行再開した。
1968年(昭和43年)8月10日、皇太子明仁親王(現・上皇陛下)と美智子妃(現・上皇后陛下)が乗車した。1981年(昭和56年)5月25日、昭和天皇が六甲山上駅を訪問し、屋上展望台を「天覧台」と改称した。
紅葉が美しい。
約10分ほどで六甲山上駅(標高737.5メートル)に到着する。
アール・デコ調の駅舎は、経済産業省から近代化産業遺産の構成遺産「六甲山ホテルと六甲観光関連遺産」の認定を受けている。
アール・デコ調の駅舎は、経済産業省から近代化産業遺産の構成遺産「六甲山ホテルと六甲観光関連遺産」の認定を受けている。
六甲山上駅からは、同じ六甲山観光が運行する六甲山上バスに乗って、山頂へ向かう。
写真左に見える半球状の建物は、2010年(平成22年)7月に開業した六甲枝垂れという展望台だ。「山の上に立つ一本の大きな樹」というコンセプトで、六角形を基本としたヒノキの枝葉により構成されている。神戸市街はもちろん、天気が良ければ、明石海峡、大阪湾、大阪平野、関西空港まで望むことができる。
見晴らしの塔は、ヨーロッパの古い建物をイメージして造られた高さ11メートルの塔で、階段をくるくると登った先は、まわりに遮るものがないので、圧巻のパノラマの景色が広がる。
六甲山の大部分は、約1億年前(中生代白亜紀)に地下深くで生まれた花崗岩でできている。第四紀に地殻変動によって隆起し、現在も変動を続けている。それによって生じた複数の断層が北東から南西方向に向かって走っており、阪神淡路大震災の震源断層である野島断層などとともに六甲-淡路島断層帯を構成している。
六甲山の紅葉は、11月上旬から下旬が見頃だ。
六甲山の紅葉は、11月上旬から下旬が見頃だ。
交通アクセス
【バス】
- 六甲山上バス「六甲ガーデンテラス」下車すぐ
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(この項おわり)