境港駅(鳥取県境港市大正町1-28)は境線(JR西日本)の終着駅で、境線唯一の有人駅である。鳥取県最西端の駅でもある。駅舎は灯台の形を模している。
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(2560×1707 ピクセル, 1248 Kbyte)
ホームから改札へ向かう途中に、「ようこそ妖怪の国へ」のゲートがある。
駅前には、一反木綿ではなく葉書に乗った鬼太郎が目印のポストがある。
なお、ここから投函した郵便物には妖怪の消印は付かない。
なお、ここから投函した郵便物には妖怪の消印は付かない。
じつは、水木しげるロードのリニューアル工事に伴い、約800メートルのロードに並ぶ153体のうち、145体を順次取り外してJR境港駅前公園に仮置きし、リニューアル後に再設置する予定だ。
とはいえ、会議は白熱している模様🤣
鬼太郎のブロンズ像は、漫画版に近い。
鬼太郎は幽霊族の最後の生き残りという設定で、悪い妖怪をやっつけるヒーローではない。妖怪たちが悪さをする背景に人間のエゴや怠慢があることに気づかせてくれる。
鬼太郎は幽霊族の最後の生き残りという設定で、悪い妖怪をやっつけるヒーローではない。妖怪たちが悪さをする背景に人間のエゴや怠慢があることに気づかせてくれる。
目玉おやじは一度は死んでしまったが、わが子を心配するあまり自らの魂を死者の左目に乗り移らせ蘇ったという設定。妖怪のことなら何でも知っている生き字引きだ。
お椀に入ったお馴染みの姿だが、なぜかお賽銭が‥‥
お椀に入ったお馴染みの姿だが、なぜかお賽銭が‥‥
鬼太郎ファミリーでお馴染みの砂かけ婆は、出身は奈良県で、妖怪アパートの管理人という設定。
アニメ版だとかわいらしい“お婆さん”のイメージだが、こちらは原作版に近い造型。
アニメ版だとかわいらしい“お婆さん”のイメージだが、こちらは原作版に近い造型。
砂かけ婆とともに妖怪アパートの管理人をしている子泣き爺は、徳島県の出身。人や妖怪に抱きつくと石になり段々体重が増加していき、その重さで身動きをとれなくさせる。
サラリーマン山田は、多くの水木作品に登場するキャラクターで、平凡で小心者、控えめな性格なのだが、なぜかいつもひどい目に遭わされる。
モデルは、水木の貸本漫画を出版していた東考社の桜井昌一氏だ。自らも漫画家として活躍したが、1962年(昭和37年)に廃業、編集者に転身して、水木しげるらの単行本化を手掛ける。2003年(平成15年)4月に他界。
モデルは、水木の貸本漫画を出版していた東考社の桜井昌一氏だ。自らも漫画家として活躍したが、1962年(昭和37年)に廃業、編集者に転身して、水木しげるらの単行本化を手掛ける。2003年(平成15年)4月に他界。
隠岐は、水木しげる先生のルーツだ。
妖怪は妖怪トンネル(台座に開けられた穴)を通ってどこにでも自由に行き来できるのだ。
妖怪は妖怪トンネル(台座に開けられた穴)を通ってどこにでも自由に行き来できるのだ。
水木しげるロードは、「誰もが訪れたくなる おもてなしとエンターテインメントのロードづくり」というコンセプトを掲げ、歩道を広げ、休憩スペースを増やしている。2018年(平成30年)7月に完成する予定だ。
河童の泉は、水木しげるロードの一角に、新たな観光スポットとして2008年(平成20年)に設置された。街灯は目玉おやじの形をしている。
河童の三平やカッパ、小豆あらいといった水に関連する人物や妖怪に加え、小便小僧の鬼太郎や泉を泳ぐねずみ男など、愛嬌のあるブロンズ像が観るものを楽しませる。
交通アクセス
【鉄道】
- JR境港駅下車すぐ
参考サイト
- 水木しげるロード
- 水木しげるプロダクション
- 水木しげるロードへ:日々の出来事
- 水木しげるロード:けこ屋この旅
近隣の情報
- 境港駅・水木しげるロード:ぱふぅ家のホームページ
- 境港で世界妖怪会議:ぱふぅ家のホームページ
- 黄泉比良坂(よもつひらさか)は黄泉への入口:ぱふぅ家のホームページ
- 揖屋駅(いやえき)から黄泉比良坂へ:ぱふぅ家のホームページ
- JR米子駅前には「山陰鉄道発祥の地」記念碑:ぱふぅ家のホームページ
- 米子駅/ねずみ男駅:ぱふぅ家のホームページ
- 水木しげる記念館がリニューアル(2024年4月23日)
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(この項おわり)