肝は、写真のロータリーカッターである。
まず、書籍の“のりしろ”の数ミリを残してDC-210に固定する。固定したら、ハンドルを数度、押したり引いたりする。すると、ロータリーカッターが回転しながら裁断していく。ほとんど力を入れる必要がない。
なお、ミシン目を入れるカッターが付属しており、もぎ取りチケットのような用紙を作ることもできる。
まず、書籍の“のりしろ”の数ミリを残してDC-210に固定する。固定したら、ハンドルを数度、押したり引いたりする。すると、ロータリーカッターが回転しながら裁断していく。ほとんど力を入れる必要がない。
なお、ミシン目を入れるカッターが付属しており、もぎ取りチケットのような用紙を作ることもできる。
電子化の手順
(A)一部だけ電子化する場合
(B)1冊丸ごと電子化する場合
- ボールペンで「-」を書いた付箋紙(ポスト・イット スリム見出し)を貼っておく。あとでスキャナで取り込んだ際、「-」の部分だけテキスト化するためである。
(B)1冊丸ごと電子化する場合
(C)電子化処理
(1)解体した雑誌、書籍などをADF付のスキャナで取り込んでいく。
(1)解体した雑誌、書籍などをADF付のスキャナで取り込んでいく。
- 解像度は300~400dpi。
- 紙面に合わせて、カラー/グレースケール/モノクロを使い分ける。
- 画像の形式は、スキャナによるが、複数ページを1ファイルにしてくれるTIFFマルチページ形式が便利である。ただし、ソフトによっては対応していない場合があるので、注意が必要である。
- 一部だけ電子化する場合は、テキスト形式で電子化し、XMLデータベースに保存していく。
- 1冊丸ごと電子化する場合は、後工程でデスクトップ検索を行うため、透明テキスト付PDFにして保存する。
(この項おわり)
日頃、雑誌や書籍をスキャナを使って電子化しているのだが、カッターナイフで解体するのは時間がかかる。本製品を使ったところ、300ページほどの書籍を解体するのに5分とかからなかった。
また、接着剤の付いた部分を丸ごとできるので、ADFスキャナの紙送りもスムーズに進む。