京都丹後鉄道 KTR8000形 丹後の海は、1996年(平成8年)、北近畿タンゴ鉄道が導入し、2015年(平成27年)4月からは京都丹後鉄道(WILLER TRAINS)で使用されている特急形気動車である。
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下りの場合、京都駅からは1本の列車として出発し、綾部駅で4両と2両に切り離され、4両が豊岡駅へ、2両が東舞鶴駅へ向かう。幟の場合はこの逆で、綾部駅で連結し、6両編成で京都駅へ向かう。
水戸岡デザインで特徴的な金色のシンボルマークが各所に配置されている。「あかまつ」などと同じ「松」と、丹後の海をイメージした「波」があしらわれている。
ひときわ大きな展望窓には共有スペースがあてがわれている。
水戸岡デザインで特徴的な木材をふんだんに使った内装であるが、外からも格子を見ることができ、“和”を感じさせる空間になっていることがわかる。
水戸岡デザインで特徴的な木材をふんだんに使った内装であるが、外からも格子を見ることができ、“和”を感じさせる空間になっていることがわかる。
こちらが共有スペースだ。指定席ではなく、自由に利用できる。
共有スペースと客室の間は、暖簾で仕切られている。
天井と壁は白樺、床は楢、座席は楓と、木材がふんだんに使われている。
白樺の木でできた化粧板には桐の紋のような小さな模様がちりばめられているが、ちらつくほどの派手さはなく、いかにも落ち着いた雰囲気を醸し出す。
白樺の木でできた化粧板には桐の紋のような小さな模様がちりばめられているが、ちらつくほどの派手さはなく、いかにも落ち着いた雰囲気を醸し出す。
シートピッチは1,050mmと広く取られている。
背もたれのハンドル部分にも木材を使うこだわりよう。
肘掛けの中にテーブルが収納されているが、ドリンクを乗せるだけで一杯になりそうな大きさ。
背もたれのハンドル部分にも木材を使うこだわりよう。
肘掛けの中にテーブルが収納されているが、ドリンクを乗せるだけで一杯になりそうな大きさ。
同じ車両に色違いのシートが並ぶ。
最前列は1人掛けとなっており、車椅子を設置できるスペースとなっている。
2両編成で定員は100名。
最高速度は120km/h。
最高速度は120km/h。
参考サイト
- 丹後の海:京都丹後鉄道
(この項おわり)