金太郎電車が60年ぶりに復元
2015年(平成27年)、高知に路面電車が走り始めてから111年になるのを記念し、車体前面のV字形塗装が特徴の「金太郎電車」が約60年ぶりに復元された。電車愛好家らでつくる「高知の電車とまちを愛する会」が考案したもので、1月13日から営業運行を始める。
金太郎電車の名前の由来は、カーブのついたV字形塗装が金太郎の前掛けに似ていること。1949年(昭和24年)に国鉄の電車で採用されたのを皮切りに、当時最先端のデザインとして一時全国に広まった。高知では1950年代ごろに採用されていたが、時代の流れとともに姿を消していった。
「高知の電車とまちを愛する会」は、1952年(昭和27年)製の「200形207号」の車体に手作業で塗装。車掌が運転士に合図する際にチンチンと鳴らす「信鈴」も修復して取り付けた。車体に書かれた「207」の数字も当時の字体を再現するなどのこだわりようだ。
金太郎電車の名前の由来は、カーブのついたV字形塗装が金太郎の前掛けに似ていること。1949年(昭和24年)に国鉄の電車で採用されたのを皮切りに、当時最先端のデザインとして一時全国に広まった。高知では1950年代ごろに採用されていたが、時代の流れとともに姿を消していった。
「高知の電車とまちを愛する会」は、1952年(昭和27年)製の「200形207号」の車体に手作業で塗装。車掌が運転士に合図する際にチンチンと鳴らす「信鈴」も修復して取り付けた。車体に書かれた「207」の数字も当時の字体を再現するなどのこだわりようだ。
参考サイト
- 高知の電車とまちを愛する会@8DrwQVQSa3pKUPT:Twitter
- 「とさでん」で金太郎塗り 復活:高知の電車とまちを愛する会
- 高知の路面電車(土佐電気鉄道):太郎の部屋
- 土佐電鉄路面電車の運命は?:けんちゃんの吠えるウォッチング
(この項おわり)
都電6000形をモデルにして、1950年(昭和25年)から1957年にかけて21両が製造された。