JR西日本 DGBC2系は充電型バッテリー車両

ハローキティ和歌山号として実証実験中

ハローキティ和歌山号

DGBC2系「ハローキティ和歌山号」
2014年12月13日 古座駅付近 写真:こぱふぅ
DGBC2系は、Smart BEST(Battery Engine Synergy Train)として近畿車輛が開発している非電化路線向けの充電型バッテリー車両の実証機である。
DGBC2系「ハローキティ和歌山号」の大きな写真大きな写真
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DGBC2系「ハローキティ和歌山号」
2014年12月12日 新宮駅 写真:こぱふぅ
和歌山デスティネーションキャンペーンの一環として、2014年(平成26年)9月13日から12月14日までの土曜日・休日、「ハローキティ和歌山号」として運行されている。
DGBC2系「ハローキティ和歌山号」の大きな写真大きな写真
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DGBC2系「ハローキティ和歌山号」
2014年12月12日 新宮駅 写真:こぱふぅ
40周年を迎えた「ハローキティ」が車体外観にラッピングされている。
紀勢本線沿線の美しい海岸線とマッチするかどうかは意見の分かれるところだが、車内には海側の窓を向いた2人掛けのベンチシートが配置されており、車窓からの風景も楽しむことができる。
DGBC2系「ハローキティ和歌山号」の大きな写真大きな写真
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DGBC2系「ハローキティ和歌山号」
2014年12月12日 新宮駅 写真:こぱふぅ
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DGBC2系「ハローキティ和歌山号」
2014年12月12日 新宮駅 写真:こぱふぅ
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Smart BEST は、大容量のバッテリーを搭載し、走行用電源やサービス電源はすべてバッテリーからまかなわれる。減速時に回生ブレーキにより発電し、電力を自らのバッテリーに回収・補充する。

また、小型のディーゼルエンジン・発電機(DGBC2系では機関出力302kW、発電機出力285kW)を搭載し、バッテリーが規定容量以上に放電した場合のみ発電して充電する。効率の良い発電と適切なパターンによる電力消費により、従来のディーゼルカーとの比較で1両あたりのエンジン出力を1/4程度まで低減が可能という。

外部の電力インフラに頼ることなく、自己発電を行って必要な電力を確保する自己完結型の充電型バッテリー車両である。

最高速度は70km/h。短区間なら100km/hまで出せる。

参考サイト

(この項おわり)
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