DE15形は、除雪車両の高性能化と近代化をはかるため、低規格線区にも入線できるようにDE10形をベースに開発され、1967年(昭和42年)に登場したラッセル車である。1981年(昭和56年)までに58両が製造された。
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除雪時には、写真のように機関車本体の前後にラッセルヘッドを連結する。除雪期以外には、構内での入換作業や本線の客貨列車牽引にも使用できるよう、ラッセルヘッドの連結解結作業は簡略化・省力化できるように設計された。蒸気発生装置も装備している。ラッセルヘッドや連結機器以外は、ほぼ DE10形を踏襲している。
JR北海道に36両が承継され、ほぼ全車両にGPSが装備された。GPSによって踏切や橋梁など除雪作業の障害となる施設の位置を把握し、ラッセルヘッドのウィング開閉などの作業をスムーズに行うものである。
JR北海道に36両が承継され、ほぼ全車両にGPSが装備された。GPSによって踏切や橋梁など除雪作業の障害となる施設の位置を把握し、ラッセルヘッドのウィング開閉などの作業をスムーズに行うものである。
参考サイト
- 2016年(平成28年)苗穂工場公開レポートその4:「DE15-1524」号機の展示:北海道の鉄道情報局
- DE15形が増毛ノロッコを牽引:poppoのブログ
- JR北海道旭川支社がDE15形撮影ツアー設定:N0320WL
(この項おわり)