目次
- フレッシュひたち
- 特急「しらゆき」
- 特急「いなほ」
- K70編成
- 絶景ネモフィラ号
- 参考サイト
フレッシュひたち
車体は、軽量化のためにアルミ押出形材を使用。そのため、従来の工法では難しかった複雑なラインも可能となり、ダイナミックでエレガントなデザインとなっている。
編成ごとに「霞ヶ浦」や「梅」など、沿線の自然や観光資源をテーマとしたシンボルを決めているのが特徴だ。これは先頭車ドアわきのステッカー、車体下部のシンボルカラーなどに反映され、個性を出している。
編成は7両で、すべて普通車。といっても、座席はリクライニング時に座面がスライドする新方式のものを採用。座り心地の向上を図っている。
柿岡に地磁気観測所があり、ここから半径35km以内に直流の大電流を流すと地磁気の観測に影響を与えるために、常磐線では取手駅より土浦側を交流電化区間としている。取手駅と藤代の間には交直切替地点(デッドセクション)があり、ここから上野駅までは直流1500V、土浦駅までは交流2000Vとなっている。
このため、常磐線を走るフレッシュひたちは交直流両用車両であることが求められた。
このため、常磐線を走るフレッシュひたちは交直流両用車両であることが求められた。
特急「しらゆき」
外装は、アイボリーホワイトをベースに、車両下部は日本海と空の青さを表す紫紺とのツートーンとし、白と紫紺の間には、日本海に沈む夕陽の海面への映り込みを表す朱色のラインが配されている。
特急「いなほ」
外装は、日本海に沈む夕日と稲穂をイメージしたカラーリングに変更した。
車内は、新潟を代表する小千谷ちぢみをモチーフとした腰掛にデザインを一新した。
車内は、新潟を代表する小千谷ちぢみをモチーフとした腰掛にデザインを一新した。
2017年(平成29年)12月、羽越本線沿線の海外線に自生するハマナスを表現した「ハマナス色」編成が運行を開始した。
K70編成
定期運用は終わったが、2018年(平成30年)11月にU108編成がK70編成として国鉄特急色をイメージした塗装に塗り直され、臨時列車や団体専用列車として運行を開始した。
絶景ネモフィラ号
2024年(令和6年)は、この他に、絶景ネモフィラ平塚号、絶景ネモフィラ君津号、絶景ネモフィラ川越号が臨時特急として運行する。
参考サイト
- いなほ・しらゆき(E653系):JR東日本
(この項おわり)