目次
- 特急「あさま」
- M51編成
- グレードアップあずさ色
特急「あさま」
189 系は、信越本線横川~軽井沢間の碓氷峠が最大66.7‰の急勾配区間のため8両編成に制限され老朽化していた 181系に代わり、機関車と協調運転することで12両編成と輸送力が増強できる183系1000番台をベースに設計・製造された直流特急形電車である。
全長21.3メートル、自重42.7トン。1975年(昭和50年)6月にデビューした。
運転台。
M51編成
豊田車両センターに所属する M51編成は、2016年(平成28年)現在、国鉄特急色を維持している唯一の編成である。2018年(平成30年)4月27日にラストランが行われ、引退した。
グレードアップあずさ色
「グレードアップあずさ色」は、JR発足当初の1987~1990年(平成2年)、特急「あずさ」に使用された 183系の一部編成において、車内設備のグレードアップなどを行った際、採用された塗装だ。
白をベースに、車体下部にアイボリー、窓回りに緑・赤のラインを施している。
2014年(平成26年)12月、189系M52編成がグレードアップあずさ色に塗り直され、臨時・増発列車や団体専用列車で運転されることになった。M52編成は、2018年(平成30年)4月22日にラストランが行われ、引退する。
(この項おわり)