六甲ケーブルは1932年3月開業

1995年1月17日の阪神淡路大震災で不通となるも7月21日に運転再開
六甲ケーブル「レトロタイプ」
六甲ケーブル「レトロタイプ」
六甲ケーブルは、神戸市街から六甲山を結ぶ。路線距離は1.7km。高低差493メートル。最大勾配は約26.3度。トンネルやカーブが多い。

1932年(昭和7年)3月、六甲越有馬鉄道により開業した。当時は2区間に分かれており、中間の清水駅で乗り継ぐ必要があった。
太平洋戦争末期の1944年(昭和19年)2月、不要不急線として運行休止になるが、路線は撤去されず、1945年(昭和20年)8月25日に運行再開した。
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六甲ケーブル下駅
六甲ケーブル下駅
JR六甲道駅からバスに乗り、約25分で六甲ケーブル下駅(標高244.2メートル)に到着する。
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六甲ケーブル「クラシックタイプ」
六甲ケーブル「クラシックタイプ」
1968年(昭和43年)8月10日、皇太子明仁親王(現・上皇陛下)と美智子妃(現・上皇后陛下)が乗車した。1981年(昭和56年)5月25日、昭和天皇が六甲山上駅を訪問し、屋上展望台を「天覧台」と改称した。
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六甲山上駅
六甲山上駅
約10分ほどで六甲山上駅(標高737.5メートル)に到着する。
アール・デコ調の駅舎は、経済産業省から近代化産業遺産の構成遺産「六甲山ホテルと六甲観光関連遺産」の認定を受けている。
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1995年(平成7年)1月17日の阪神淡路大震災で被災し不通となったが、7月21日に運転再開する。1999年(平成11年)3月から、現在の3代目車両での運行がはじまった。

車両は2両連結で、山下側はトロッコ車両のように車体の上半分が外気に開放された展望車となっている。運行は20分間隔。
六甲山 関連

参考サイト

(この項おわり)
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