EF200形は悲運の電気機関車

史上最強の出力もバブル崩壊で活かしきれず
EF200形 電気機関車
2016年3月15日 倉敷駅 写真:こぱふぅ
EF200形電気機関車は、日本の電気機関車として初めてVVVFインバータ制御で三相交流誘導電動機を駆動するシステムを採用し、1990年(平成2年)に試作車が登場した。
EF200形 電気機関車の大きな写真大きな写真
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国鉄・JRの機関車では最強となる6,000kWの出力で1,600t牽引を可能とし、輸送力増強が特に要求された東海道・山陽本線で使用を開始した。

しかし、バブル崩壊で貨物輸送量が減少し、変電所の増強は見送られ、全出力での運用は適わなくなってしまった。
製造は21両で終了し、運用コストの最適化をはかった EF210形へ移行していくことになる。

参考サイト

EF210形 関連
(この項おわり)
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