「明日の神話」は岡本太郎の作品

2010年8月20日・2015年1月11日 撮影
明日の神話
2015年1月11日 写真:ままぱふぅ
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明日の神話
2010年8月20日 写真:ままぱふぅ
明日の神話という巨大壁画(縦5.5メートル、横30メートル)が、渋谷マークシティの京王井の頭線渋谷駅とJR渋谷駅を結ぶ連絡通路にある。
明日の神話の大きな写真大きな写真
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明日の神話
2010年8月20日 写真:ままぱふぅ
故・岡本太郎が、第五福竜丸の被爆の原因となった水爆の炸裂の瞬間をテーマにして制作したものである。岡本の絵画では最も大きな作品とされる。
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(1920×1440 ピクセル, 788 Kbyte)
明日の神話
2010年8月20日 写真:ままぱふぅ
中央で炸裂する炎とキノコ雲、不気味な骸骨、それらに翻弄される第五福竜丸。逃げ惑う人や動物や虫たち。
悲惨さ、残酷さを扱った作品ではあるものの、岡本太郎独特の生命のたくましさを感じる。
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明日の神話
2015年1月11日 写真:ままぱふぅ
中央にある髑髏は立体的に見えるが‥‥
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明日の神話
2015年1月11日 写真:ままぱふぅ
下から見上げると、立体になっているわけではない。
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明日の神話
2015年1月11日 写真:こぱふぅ
プレートもアートだ。
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岡本太郎は、メキシコシティで建設中のホテルから制作依頼を受け、1968年(昭和43年)、大阪万博の「太陽の塔」と並行して制作開始した。
1969年(昭和44年)、ホテルのロビーに壁画を仮設置し最終仕上げに入ったが、依頼主の経済状況が悪化し、そのままの状態で長い間行方不明になっていた。
岡本は1996年(平成8年)に死去してしまう。

2003年(平成15年)9月にメキシコ国内の倉庫で、ばらばらになった状態で発見された。
2004年(平成16年)10月には、岡本太郎記念現代芸術振興財団などが再生プロジェクトを立ち上げ修復作業を開始、2006年(平成18年)6月に完了した。

修復した壁画は、2006年(平成18年)7月8日から8月末まで東京汐留の日本テレビで一般公開された。
その後、いくつかの都市や団体から誘致があったが、2008年(平成20年)3月に東京都渋谷区への恒久設置を決めた。同年11月17日より一般公開されている。
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(この項おわり)
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