800形電車は、2000年(平成12年)に名古屋鉄道が製造し、岐阜美濃町線・田神線・各務原線で活躍していた路面電車で、2005年(平成17年)に豊橋鉄道に譲渡された。豊鉄初のLRV車両として、東田本線で運行している。
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全長14.8メートル、全幅2.22メートル、全高3.88メートル、自重18.9点。車両定員は72人、座席30人。設計最高速度60km/h。先頭部は半径25メートルの急カーブを通過するため、長さ2.0メートルにわたって絞り込んであり、車体正面の幅は最大幅より左右28cmずつ狭くなっている。
車内は部分提唱構造になっており、台車上から車端までまレールからの高さ72cm、車両中心部は42cmとなっている。このため車内はスロープになっており、ロングシートが適さないことから、クロスシートが基本となっている。
車内は部分提唱構造になっており、台車上から車端までまレールからの高さ72cm、車両中心部は42cmとなっている。このため車内はスロープになっており、ロングシートが適さないことから、クロスシートが基本となっている。
軸箱支持は軸バネ式、主電動機は60kW×2台、制御方式なVVVFインバータを用いている。
当初は運動公園前方面には入線できなかったが、2018年(平成30年)に台車の改良等を経て全区間対応となった。2019~20年には福井鉄道より802号、803号を 譲り受けて全3両で運行中だ。
当初は運動公園前方面には入線できなかったが、2018年(平成30年)に台車の改良等を経て全区間対応となった。2019~20年には福井鉄道より802号、803号を 譲り受けて全3両で運行中だ。
参考サイト
- 車両紹介:豊橋鉄道
(この項おわり)