伊予鉄道 モハ5000形は乗ってみたくなる未来型流線形デザイン

デジタルサイネージ、面発光LED照明、無料Wi-Fiなどを備える
伊予鉄道 モハ5000形
2022年8月12日 道後温泉駅 写真:こぱふぅ
モハ5000形電車は、モハ2100形につづく超低床型LRVとして、2017年(平成29年)9月に運行開始した伊予鉄道の軌道線用電車(路面電車)である。
従来車と同様の車軸付き台車を採用しているが、それらを車体の両端に配置することで、可能な限りの低床化をはかっている。
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車体デザインは「乗ってみたくなる未来型流線形デザイン」をコンセプトに、前面に3次元曲面ガラスを用いて丸みを強調している。車体は普通鋼製で、前頭部および屋根覆い部にFRP製カバーを設置している。
車体塗装は、2015年(平成27年)の「IYOTETSUチャレンジプロジェクト」の一環として、愛媛らしさを表現したオレンジ色を基調とする。
乗降扉にプラグドアを採用したことなどから、車両定員は2100形の47名(座席20名)から60名(座席26名)に増加した。
車内の中吊り広告を廃し、デジタルサイネージを導入した。フラットタイプの面発光LEDを照明として採用。無料インターネット接続サービス「えひめFree Wi-Fi」を利用できる。
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(この項おわり)
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