観光特急「青の交響曲
あべのハルカス、金峯山寺、吉野、明日香村といった観光資源に恵まれている南大阪線・吉野線に本格的な観光列車を導入する目的で、「上質な大人旅」をコンセプトに、2016年(平成28年)9月、観光特急「青の交響曲」が営業運行を開始した。3両編成、編成定員65名。
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車体塗装は、近鉄では初めてとなるメタリック塗装で、紺色を基調に金帯を纏った。車体前面にはエンブレムが貼り付けられている。
両先頭車にはミュージックホーンが新設され、ハイドンの交響曲101番「時計」の第2楽章を奏でる。。
両先頭車にはミュージックホーンが新設され、ハイドンの交響曲101番「時計」の第2楽章を奏でる。。
柔らかな空間を演出するために電球色のLEDを採用。座席には天井のダウンライトと共に壁灯やテーブル照明をアクセントとして取り付けた。
座席は新設計の幅広デラックスシートで、2+1列に配置。肘掛けや肘掛け用パネルには吉野産の竹集積材を採用し、壁面にはモバイル用コンセントを設置した。
座席は新設計の幅広デラックスシートで、2+1列に配置。肘掛けや肘掛け用パネルには吉野産の竹集積材を採用し、壁面にはモバイル用コンセントを設置した。
側扉だった部分の座席は向かい合わせのボックス席に改造され、大型の木製テーブルを配して3人・4人用サロン席と2人用ツイン席としている。
ラウンジ車両は、高級ホテルのラウンジをイメージ。室内中央の吉野側にバーカウンターとバックヤードが設けられ、地元の素材を使用したスイーツや酒類、ドリンク類を販売する。バーカウンターでの支払いには交通系ICカードの利用も可能。
(この項おわり)