3500系電車は長野電鉄の通勤形電車で、1961年(昭和36年)に導入された日比谷線3000系を譲受・改造し、1993年(平成5年)から営業運転を始めた。2両編成のものと3両編成のものがある。
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長野オリンピックを6年後に控えた1992年(平成4年)から1997年にかけ、普通列車の増発と、老朽化した2500系や0系の置き換えを目的に、39両が導入された。
日比谷線の開業に合わせて製造された車両で、1961年(昭和36年)から10年間で300両あまりが製造された。日比谷線では1994年(平成6年)に営業運転を終了した。
車体長18メートル。骨組みは普通鋼製のセミステンレス車体で、そのユニークなデザインからマッコウクジラと呼ばれた。
(この項おわり)