ロマンスカー GSE はグッドデザイン金賞受賞

ロマンスカー史上最大のガラス窓を装備
小田急電鉄 70000形 ロマンスカーGSE
2019年3月18日 新宿駅 写真:こぱふぅ
小田急電鉄 70000形電車は、「箱根につづく時間 (とき) を優雅に走るロマンスカー」というコンセプトのもと開発され、7000形(LSE)の代替として、2018年(平成30年)3月にデビューした。愛称の GSE はGraceful Super Expressの略。

ロマンスカーの象徴である展望席は、前面窓に50000形(VSE)より30cmほど大きな1枚の3Dガラスを使用しているほか、先頭車両は荷棚を無くすことでよりダイナミックな眺望と開放的な空間を提供する。
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小田急電鉄 70000形 ロマンスカーGSE
2019年3月18日 新宿駅 写真:こぱふぅ
デザインは、50000形(VSE)に続き、建築家の岡部憲明@おかべ のりあき@ruby@した。@https://www.g-mark.org/award/describe/47630:title=2018年度のグッドデザイン金賞](経済産業大臣賞)を受賞。

座席は幅は475mmと、ロマンスカーとしては最大。また、座面の高さを従来より20mm高い440mmとして立ち上がりやすいようにしている。シートピッチは 60000形(MSE)と同じ983mmで、スーツケースを置いても余裕があり、座席下にも同じサイズの荷物を収容できるスペースを確保している。
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小田急電鉄 70000形 ロマンスカーGSE
2019年3月18日 新宿駅 写真:こぱふぅ
客室もVSE車より約30cm拡大した高さ1メートルの連続窓を採用し、どの座席からでも、車窓を通して沿線の風景を楽しめる。7両編成で定員400人。
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小田急電鉄 70000形 ロマンスカーGSE
2019年3月18日 新宿駅 写真:こぱふぅ
車体色は薔薇の色を基調としたローズバーミリオンとし、側面にはロマンスカーの伝統色であるバーミリオンオレンジの帯をあしらっている。
乗り心地向上のため、車体の左右振動を低減させるフルアクティブ式の車体動揺防止制御装置を全車に装備している。
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小田急電鉄 70000形 ロマンスカーGSE
2019年3月18日 新宿駅 写真:こぱふぅ
新宿駅の特急用ホームの乗車口案内ディスプレイはフルカラーで、車両のイラストを映し出す。
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小田急電鉄 70000形 ロマンスカーGSE
2019年3月18日 写真:こぱふぅ
車内はユニバーサルデザインを採用し、使いやすい手すりや、案内用の点字や改良型ハンドル形電動車いす対応のトイレを設置するなどしている。
また、GSEの車内限定コンテンツとして「Romancecar Link」を搭載し、現在地マップや展望ライブカメラ映像、オリジナル動画などを楽しめる。
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参考サイト

小田急70000形 関連
(この項おわり)
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