ひたちなか海浜鉄道 キハ22形は旋回窓を装備

ひたちなか開運鐵道神社の御神体
ひたちなか海浜鉄道 キハ22形
2018年5月3日 阿字ヶ浦駅 写真:こぱふぅ
キハ22形は、羽幌炭礦鉄道 (はぼろたんこうてつどう) に1960年(昭和35年)から配備された気動車で、国鉄キハ22形と同一仕様となっている。1970年(昭和45年)12月の廃線後、茨城交通(現・ひたちなか海浜鉄道)に譲渡された。写真は、1962年(昭和37年)に富士重工で製造されたキハ222である。
外装は、茨城交通色を経て旧国鉄気動車標準色に近い藍色地に窓周りベージュの2色塗装になった。運転席の前面窓には、表面に付着した水滴を振り飛ばす円形の旋回窓 (せんかいまど) を装備している。旅客営業車として旋回窓を有するのは、本系列が最後である。
ひたちなか海浜鉄道 キハ22形の大きな写真大きな写真
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ひたちなか開運鐵道神社
2024年4月13日 阿字ヶ浦駅 写真:パパぱふぅ
2015年(平成27年)2月22日に営業運転を終了するまでの59年間、無事故であった。
2021年(令和3年)6月19日に、この車体を御神体としたひたちなか開運鐵道神社が建立された。車体は元の色に塗り直され、鳥居はレールの廃材で作った。長寿、無事故などのご利益があるという。
ひたちなか開運鐵道神社の大きな写真大きな写真
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ひたちなか海浜鉄道 関連

参考サイト

(この項おわり)
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