黒部峡谷鉄道 EDR型はトロッコ列車を牽引

1966年から1998年にかけて製造されたED形を改造
黒部峡谷鉄道 EDR型
2017年9月21日 欅平駅 写真:こぱふぅ
黒部峡谷鉄道 EDR型は、1966年(昭和41年)から1998年にかけて製造されたED形を改造した電気機関車である。

全長6.9メートル、全幅1.66メートル、全高2.7メートル、重量18.0トン。定格出力42.0kW×4機、定格速度24.8km/h。2両を重連にすることで、最大13両の客車を牽引できる。
定員制でネット予約ができるほか、空席があれば当日券も発売している。
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黒部峡谷鉄道 EDR型
2017年9月20日 写真:こぱふぅ
牽引している客車は、開放型ボギー車の B型(1000形)と、密閉型ボギー車の R型(2500/2550/2800形)である。R型はリラックス客車と呼ばれ、エアコン備え、座席には背もたれがついている。
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黒部峡谷鉄道 EDR型
2018年8月13日 宇奈月温泉駅 写真:こぱふぅ
これ以外に、B型を密閉したエアコンを付けたようなA型(2000形)がある。
もともとが資材運搬用車両であるため、トロッコ客車の内部はかなり狭い。
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黒部峡谷鉄道 EDR型
2017年9月20日 写真:こぱふぅ
黒部峡谷鉄道(黒鉄)は、日本国内では珍しい軌間762mmの特殊狭軌による鉄道路線である。新幹線の標準軌(1,435mm)の半分の幅しかなく、その分、低コスト、短期間で線路を敷設できる。
黒部川電源開発のための資材運搬用鉄道として、1923年(大正12年)に鉄道敷設工事に着手した。1926年(大正15年)、宇奈月~猫又間で運転を開始。1937年(昭和12年)6月に全通した。1971年(昭和46年)7月、関西電力から分社化された。
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運行ルート

宇奈月温泉駅から欅平駅までの20.1km、10駅を1時間15分で結ぶ。

トロッコ客車のうち、屋根がついているR型とA型は追加料金が必要だ。R型が一番高いが、相応の乗り心地となっている。
黒部峡谷鉄道 関連

参考サイト

(この項おわり)
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