鹿島臨海鉄道 6000形は、1985年(昭和60年)から1993年にかけて19両が製造された大洗鹿島線用気動車である。エンジンや足回りは、国鉄キハ37形に準じた設計となっている。
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(2560×1870 ピクセル, 1996 Kbyte)
全長は20.5メールの鋼製で、最高速度95km/h。室内はセミクロスシートでクロスシート部は転換クロスシートとなっており、定員は120名(うち座席56名)である。トイレや冷房装置を装備する。
塗装は赤を基調に、白帯と窓回りに黒を配している。
塗装は赤を基調に、白帯と窓回りに黒を配している。
開業30周年
水戸駅から鹿島サッカースタジアム駅まで15駅、路線延長は53キロメートルとなっている。
非電化・単線ながら高規格で、踏切も2カ所しかない。気動車が95km/hの猛スピードで走り抜ける。
非電化・単線ながら高規格で、踏切も2カ所しかない。気動車が95km/hの猛スピードで走り抜ける。
水戸駅からすぐに高架に入り、終点の鹿島サッカースタジアム駅まで踏切がない。畑の中に延々と高架が続く様は、国鉄時代の贅沢な設計にも見える。
写真は2号車(6018号)で、2013年(平成25年)11月10日に登場した。
2015年(平成27年)11月15日には劇場版公開に先立って、写真の3号車(6011号)が登場した。
1号車は2016年(平成28年)8月に引退するが、ラッピングし直されて、2017年(平成29年)12月16日、IV号車として復帰している。
1号車は2016年(平成28年)8月に引退するが、ラッピングし直されて、2017年(平成29年)12月16日、IV号車として復帰している。
車内にもラッピングが施されている――といっても、あちらこちらにシールが貼られているだけなのだが。手作り感満載のラッピングが、また、イイ😀
車内には、陸上自衛隊富士学校富士教導団戦車教導隊所属の蝶野亜美さんのポスターも貼られていた。
(この項おわり)