松浦鉄道 MR-600形気動車は「マックス君」とともに誕生

愛称は「肥前 WEST LINER」
松浦鉄道 MR-600形気動車
2016年3月17日 佐世保駅 写真:こぱふぅ
松浦鉄道 MR-600形気動車は、老朽化が進んでいる MR-100形・MR-200形・MR-300形の置き換えを目的とし、2007年(平成19年)3月に営業運転を開始した。愛称は「肥前 WEST LINER」。
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松浦鉄道 MR-600形気動車
2016年3月17日 佐世保駅 写真:こぱふぅ
製造は日本車輌製造。全長18メートル、車体幅2.8メートル、重量30.7トンの普通鋼製で、定員は125名である。エンジンは、コマツ製SA6D125HE-1(355馬力)を搭載する。
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松浦鉄道 MR-600形気動車
2016年3月17日 佐世保駅 写真:こぱふぅ
松浦鉄道は1987年(昭和62年)12月に設立された第三セクター方式の鉄道会社で、1988年(昭和63年)4月、JR九州より松浦線を引き取り、西九州線として開業する。2003年(平成15年)にゆいレール(沖縄都市モノレール線)が開業するまで、日本で最西端を走る鉄道であった。

MR-600形と同時に誕生したマスコットキャラクター「マックス君」がヘッドマークに掲げられている。
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松浦鉄道 MR-600形気動車
2016年3月17日 佐世保駅 写真:こぱふぅ
塗装はライトグレーをベースに、側面窓周りの帯の下に西海の海をイメージした水色と九十九島の夕映えをイメージした橙の細帯をあしらっている。
松浦鉄道 MR-600形気動車
2019年9月12日 真申 (まさる) 駅 写真:こぱふぅ
写真は、2016年(平成28年)2月に長崎県・佐賀県が打ち出した「北松浦半島振興計画」をPRするヘッドマークを掲出した車両。
世界遺産や西海国立公園を中心とした自然、平戸市を中心とする南蛮貿易や城下町にまつわる歴史文化、伊万里市周辺の窯業を中心とする産業文化など、この地域が持つ地域資源を最大限に活用していくとしている。
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松浦鉄道 MR-600形気動車
2019年9月12日 真申 (まさる) 駅 写真:こぱふぅ
車内は、両端にロングシート、中央部海側は一人掛け転換シート(一部固定)、山側は4人掛け固定シートを配置し、通勤・通学だけでなく観光客にも対応した座席配置となっている。バリアフリーとしてホームと車体床を結ぶ渡り板を搭載し車椅子での乗降を可能としている。
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松浦鉄道 関連

参考サイト

(この項おわり)
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