坊っちゃん列車は夏目漱石が乗車した「マッチ箱のような汽車」を復元

ディーゼルエンジンで運行
坊っちゃん列車
2011年8月24日 松山市内 写真:こぱふぅ
坊っちゃん列車は明治時代、夏目漱石が松山に赴任した際に乗車したミニSLを復元した伊予鉄道の軌道車両である。2001年(平成13年)にデビュー。ディーゼル機関で運行している。
坊っちゃん列車の大きな写真大きな写真
(2560×1875 ピクセル, 1635 Kbyte)
坊っちゃん列車
2011年8月24日 松山市内 写真:こぱふぅ
1888年(明治21年)、松山 - 三津の間6.8kmを結ぶ、ドイツ・クラウス社から機関車を輸入し、伊予鉄道において日本最初の軽便鉄道が開通した。その7年後、夏目漱石が旧制松山中学に赴任する際、この汽車に乗った。

のちに小説「坊っちゃん」の中で「マッチ箱のような汽車」として登場。松山の中学校に赴任する“坊っちゃん”がこの汽車に乗ったことから、坊っちゃん列車と呼ばれるようになった。
坊っちゃん列車の大きな写真大きな写真
(1920×1473 ピクセル, 988 Kbyte)
坊っちゃん列車
2011年8月24日 松山市内 写真:こぱふぅ
坊っちゃん列車は、道後温泉駅と古町駅の間を定時運行している。運行時間については、伊予鉄道の時刻表を参照してほしい。

明治時代の機関車と客車は、2009年(平成21年)に閉園した梅津寺パーク内に引き続き保存・展示されている。
坊っちゃん列車の大きな写真大きな写真
(1920×1345 ピクセル, 992 Kbyte)
坊っちゃん列車関連
(この項おわり)
header