江ノ電 1000形は48年ぶりの完全新造車

鉄道友の会ブルーリボン賞受賞
江ノ電 1000形
2022年2月23日 七里ガ浜駅付近 写真:こぱふぅ
江ノ電 1000形電車は、1979年(昭和54年)12月3日に48年ぶりの完全新造車として登場した。

写真の 1002-1052編成は最初に営業運転を開始した2編成の1つ。
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江ノ電 1000形
2022年2月23日 七里ガ浜駅付近 写真:こぱふぅ
旧形車両ばかりだった江ノ電に新風を吹き込み、1980年(昭和55年)、鉄道友の会ブルーリボン賞を受賞した。6編成12両が製造された。
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江ノ電 1000形
2022年2月23日 江ノ島駅付近 写真:こぱふぅ
写真の 1201-1251編成は、1983年(昭和58年)12月に営業運転を開始した3次車。江ノ電では初めて製造当初から冷房装置を搭載した車両であり、日本の1,067mm軌間の鉄道線では最後の完全新造の吊り掛け駆動方式の電車となった。
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江ノ電 1000形
2022年2月23日 七里ガ浜駅付近 写真:こぱふぅ
2004年(平成16年)に登場25周年を迎えたことを機に、20形と同じカラーリングに変更し、2013年(平成25年)から2015年にかけてパンタグラフをシングルアーム化した。

写真の 1501-1551編成は、1986年(昭和61年)4月に営業運転を開始した4次車。カルダン駆動方式を採用することで、軌道への衝撃による負荷を低減するとともに、運転性能の向上と電空併用ブレーキの採用による安全性の向上、発電ブレーキやディスクブレーキ、レール塗油装置の採用により保守および騒音の低減が図られた。
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江ノ電 1000形
2011年2月10日 鎌倉駅 写真:こぱふぅ
クリーム色をベースに窓下に緑色の帯を入れた製造当初の旧標準塗装。
江ノ電 関連
(この項おわり)
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