近鉄 12200系電車は12000系の改良車両で、大阪万博にあわせ開発され、1969年(昭和44年)にデビューした。1976年(昭和51年)まで製造され、2004年(平成16年)現在、近鉄特急の最大勢力だったが、2021年(令和3年)11月20日、引退した。
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スナックコーナーのカウンターは、12000系と比較して倍以上の面積に拡大された。
スナックコー名0は第20編成まで設置されたが、営業上の問題が多く、それ以降は廃止された。これにともない、当該車両の定員は8名増えた。
スナックコー名0は第20編成まで設置されたが、営業上の問題が多く、それ以降は廃止された。これにともない、当該車両の定員は8名増えた。
12200系は、座席のシートピッチは950mmから980mmに拡げ、テーブル、灰皿を備えた回転リクライニングシートを採用するなど居住性の向上を図っており、これ以降の近鉄特急のスタンダードモデルになっている。
大阪万博終了後も特急利用客が増加したことを受け、1976年(昭和51年)までに56編成、168両が製造された。
大阪万博終了後も特急利用客が増加したことを受け、1976年(昭和51年)までに56編成、168両が製造された。
(この項おわり)