鳴門線
1500型気動車は、2006年(平成18年)に導入した、環境対策を考慮した気動車である。今までの車両と比べ、排ガス中の窒素酸化物(NOx)を大幅に削減している。
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全長21m級のステンレス製車体で、正面のみ鋼製となっている。
運転台を両端に設け、ワンマン運転に対応している。中央には貫通路がある。
運転台を両端に設け、ワンマン運転に対応している。中央には貫通路がある。
1500形は、JRグループでは初めてコモンレール燃料噴射装置を搭載した環境負荷軽減エンジン(コマツ製SA6D140HE-2 出力450PS×1)を搭載し、窒素酸化物 (NOx) の排出量は1000型と比較し約60%削減した。
2013年(平成25年)に、内外装ともに大幅にリニューアルした7次車が2両(1566 , 1567)製作された。
車両の外観も「エコ」を意識し、緑色を基調としたデザインとしている。
客用扉は片側3扉で、開閉ボタンやワンマン運転用の乗降口表示器が設置されている。
行先表示はLEDではなく、方向幕である。
車内にはバスのような運賃表が表示されている。
徳島線
車内では、車椅子の乗客にも利用しやすいトイレを設置しており、車両の乗降口と駅のホームとの段差を小さくするなどバリアフリー化に努めている。
高徳線
高徳線は、高松駅から徳島駅にいたるJR四国の鉄道路線で、29駅、74.5kmの営業キロ数。佐古駅~徳島駅間は複線だが、それ以外は単線。全線が非電化。
(この項おわり)