7150形蒸気機関車「大勝號」は最古の国産機関車

1895年製造、1906年導入
7150形蒸気機関車「大勝号」
2013年8月14日 小樽市総合博物館 写真:こぱふぅ
7150形は、北海道炭礦鉄道が1895年(明治28年)に製造し、1906年(明治39年)に官設鉄道に編入されたものである。1904年(明治37年)の日露戦争勝利を記念して、大勝號 (たいしょうごう) の愛称が付けられている。現存する最古の国産機関車でもある。

国産と言っても、北海道炭礦鉄道の前身である官営幌内鉄道が、1884年(明治17年)にアメリカのポーター社に発注した 7100形の予備部品を活用して自社工場で組み立てたものである。
7150形蒸気機関車「大勝号」の大きな写真大きな写真
(1394×1920 ピクセル, 990 Kbyte)
(この項おわり)
header