キハ03形気動車はレールバス
バスの設計を取り入れた小型気動車
2013年8月14日
小樽市総合博物館
写真:
こぱふぅ
キハ03形
は、国鉄が1956年(昭和31年)に製造した小型気動車(レールバス)である。
乗客の少ないローカル線の収支を改善するため、バスの設計を取り入れている。10m余りの車体にバス用のディーゼルエンジンを搭載し、普通鋼製の車体は1.2mm厚の薄外板を使って軽量化を図っている。エンジン、変速機、クラッチはバスのものが流用されている。
大きな写真
(1920×1472 ピクセル, 1006 Kbyte)
車体が小さすぎてラッシュ時に連結運転することになったが、各車両に運転士が必要という設計が徒になり、普及はしなかった。
また、車体の耐用年数も短く、1968年(昭和43年)までに全車が廃車となった。
(この項おわり)
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乗客の少ないローカル線の収支を改善するため、バスの設計を取り入れている。10m余りの車体にバス用のディーゼルエンジンを搭載し、普通鋼製の車体は1.2mm厚の薄外板を使って軽量化を図っている。エンジン、変速機、クラッチはバスのものが流用されている。