秋田新幹線 E6系はフェラーリのデザイナーが監修

E5系との連結運転が可能
秋田新幹線「スーパーこまち」E6系
2013年5月26日 大宮駅 こぱふぅ
新幹線 E6系は、2013年(平成25年)3月16日にデビューした、秋田新幹線線用電車である。
秋田新幹線「スーパーこまち」E6系の大きな写真大きな写真
(2560×1707 ピクセル, 1091 Kbyte)
秋田新幹線「スーパーこまち」E6系
2013年8月18日 盛岡駅 こぱふぅ
E5系と同様の技術を採用しており、新幹線区間では300km/hでの高速走行が可能である。22014年3月のダイヤ改正で、最高速度が320km/hへ引き上げられた。
秋田新幹線「スーパーこまち」E6系の大きな写真大きな写真
(2560×1707 ピクセル, 1343 Kbyte)
秋田新幹線「スーパーこまち」E6系
2014年12月31日 宇都宮~西那須野駅間 写真:こぱふぅ
車体デザインは、フェラーリエンツォ・フェラーリのデザイナーとして知られる、元ピニンファリーナ社デザイン・ディレクターの奥山清行が監修した。
秋田新幹線「スーパーこまち」E6系の大きな写真大きな写真
(2560×1459 ピクセル, 2491 Kbyte)
秋田新幹線「スーパーこまち」E6系
2015年2月20日 東京駅 パパぱふぅ
登場当初からE5系「はやぶさ」との併結運転を行っている。
秋田新幹線「スーパーこまち」E6系の大きな写真大きな写真
(1440×1920 ピクセル, 1046 Kbyte)
秋田新幹線「スーパーこまち」E6系
2013年8月18日 盛岡駅 こぱふぅ
在来線の車両限界という制約の中で高速性能と環境性を向上し、E5系と併結時の時速320km運転を実現したことが評価され、2014年(平成26年)の鉄道友の会ローレル賞を受賞した。
秋田新幹線「スーパーこまち」E6系の大きな写真大きな写真
(1920×1280 ピクセル, 638 Kbyte)
秋田新幹線「スーパーこまち」E6系
2013年5月26日 大宮駅 こぱふぅ
車体上部には竿灯まつりの提灯の明かりやなまはげの面など、秋田の風土で息づいてきた赤色をアレンジした茜色、車体側面はE5系との協調を表す飛雲ホワイトアローシルバーのラインにより雪景色が広がる秋田の銀世界の雄大さ、そして伝統工芸の銀線細工に見られる繊細で丁寧なつくりを表現しており、気品と大胆さを併せ持つ塗色となっている。
秋田新幹線「スーパーこまち」E6系の大きな写真大きな写真
(1920×1280 ピクセル, 515 Kbyte)
秋田新幹線「スーパーこまち」E6系
2015年2月20日 パパぱふぅ
車内は、「ゆとり」「やさしさ」「あなたの」をキーワードに、「丁寧な拵えと誂え」をコンセプトにデザインされた。シートは稲穂の黄金色をイメージし、あぜ道風の通路が続く。普通車にも背もたれに枕が用意されている。

シートピッチは980mmで、E2系と同じだ。東海道新幹線の1040mmよりやや狭い。
秋田新幹線「スーパーこまち」E6系の大きな写真大きな写真
(1440×1920 ピクセル, 871 Kbyte)
秋田新幹線「スーパーこまち」E6系
2015年2月20日 パパぱふぅ
普通車は窓際席と車端席に、グリーン車は全席にコンセントと読書灯が用意された。スマホやノートPCの充電に使える。
秋田新幹線「スーパーこまち」E6系の大きな写真大きな写真
(1600×1589 ピクセル, 961 Kbyte)

「スーパーこまち」弁当

「スーパーこまち」弁当
2013年8月13日 盛岡駅 こぱふぅ
東京駅では「スーパーこまち」弁当なるものが売られていた。
「スーパーこまち」弁当の大きな写真大きな写真
(1600×1137 ピクセル, 352 Kbyte)
「スーパーこまち」弁当
2013年8月13日 盛岡駅 こぱふぅ
「スーパーこまち」弁当の大きな写真大きな写真
(1600×1009 ピクセル, 383 Kbyte)

秋田新幹線 20周年

2017年(平成29年)3月22日、秋田新幹線は開業20周年を迎え、秋田駅の新幹線ホームで記念式典が開かれた。

開業当時に275km/hだった最高速度は、今は320km/hになり、東京―秋田(約660km)の平均到達時間は4時間21分から3時間47分に短縮された。利用者数は累計約4400万人という。
記念式典で、JR東日本の菊地正・秋田支社長が「多くの皆さんに支えられてきた」とあいさつ。くす玉が割られると拍手が湧き、午前9時12分発の「こまち14号」が東京駅に向け、出発した。

参考サイト

E6系 関連
(この項おわり)
header