目次
- 磐越西線
- 東北本線
- 山形線
- フルーティア
- 参考サイト
磐越西線は、1989年(昭和64年)に郡山駅~中山宿駅間に開業した岩越鉄道に遡ることができる。1906年(明治39年)に国有化され、1914年(大正3年)に郡山駅~新津駅までの全線が開業する。1917年(大正6年)に磐越西線に名称変更した。
会津若松駅~新津駅間には「森と水とロマンの鉄道」という愛称が付けられている。
全ての編成が、2両編成となっていて、これらを自在に組み合わせ、4両、6両、8両で運転できる。ドアは冬期の車内保温のため、押しボタン式の半自動で、2両のうち1両はトイレが設置されている。
仙台シティラビットは、仙台駅~福島駅間を東北本線経由で運転する快速列車の愛称で、首都圏で運行される宇都宮線快速列車「ラビット」に因んで命名された。高速バス路線の対抗列車であり、毎日3往復運転している。
山形線
1992年(平成4年)から5000番台がJR山形線(奥羽本線標準軌区間)に導入された。
この系列は、JRグループ初の在来線標準軌車両である。標準軌用のボルスタレス台車DT60・TR245が新規に採用された。
この系列は、JRグループ初の在来線標準軌車両である。標準軌用のボルスタレス台車DT60・TR245が新規に採用された。
また、0番台に比べてドア周囲のステップが無くなったほか、ワンマン運転のための装備を持っている。
大雪が続いているが、これだけ着雪しても平気で走っていられるのは山形線ならではであろう。
フルーティア
「ふくしまデスティネーションキャンペーン」にあわせ、2015年(平成27年)4月に磐越西線郡山駅~会津若松駅間で運行開始した。福島県産フルーツなどを使用したスイーツや、くつろぎの時間を楽しむことができる「走るカフェ」をコンセプトに、「フルーティア」の名が冠せられた。
外観は、赤煉瓦や黒漆喰壁、明治大正時代の西洋モダンが織りなす磐越西線沿線の独特な街並みや、雄大な自然との調和を表現したデザインとなっている。
車両の老朽化に伴い、2023年(令和5年)12月24日に引退した。
車両の老朽化に伴い、2023年(令和5年)12月24日に引退した。
2両編成で、1号車はカフェカウンター車となっており、車体左側に天板を人工大理石としたカフェカウンター(カウンター席6席)を設置し、優雅な鉄道旅行を演出する。2号車は、4人掛けボックスシート6組、2人掛けボックスシート4組、1人掛けシート4席を設け、合計定員36名。
車内では、fruits peaks、Cocco treeといった福島県内のスイーツ専門店などがプロデュースした福島県産フルーツなどを使用したオリジナルスイーツ2品とホットコーヒー1杯、福島県産品を使用したフルーツジュース1本がセットとなった「スイーツセット」が提供される。
アイスティーとアイスコーヒーはおかわり自由だ。
車内で提供されるオリジナルスイーツに使う「FRUIT(果物)」と、カフェをイメージさせる「TEA(お茶)」を組み合わせ、フルーティア(FruiTea)と命名した。
車両のシンボルマークは、フルーティア(FruiTea)のコンセプトをわかりやすくデザインしている。
参考サイト
- 719系電車:JR東日本
- 東北本線、磐越西線の719系:てっくう撮影隊
- 磐越西線に719系改造カフェ列車フルーティア登場へ:N0320WL
- E721系1000番代、719系を置き替え:僕様の徒然なる隠れ家
(この項おわり)