目次
- 風っこ奥会津
- 越乃 Syu*Kura
- 東北本線
- 五能線
- 津軽線
風っこ奥会津
トロッコ列車風に車体側面を大きく開口させ、外気を存分に感じることができるようにしたことから「風っこ」の名が付いた。
外装は、春から夏に掛けての車窓の自然をイメージした緑(若葉)、青(川・湖)、白(雲)、黄(光)をちりばめた爽やかなものである。
外装は、春から夏に掛けての車窓の自然をイメージした緑(若葉)、青(川・湖)、白(雲)、黄(光)をちりばめた爽やかなものである。
冬季には、寒気対策のために開口部にガラス戸をはめ込んだり、取り付けられたストーブを焚くことができるようになっている。冬季には風っこストーブ湯けむり号という名前で運行される。
車内は、難燃木材を使用した木製座席が設けられ、各ボックスにはテーブルが設置されている。天井は骨組みを剥き出しにし、白熱灯を用いてレトロで暖かみのある雰囲気を醸し出している。
越乃 Syu*Kura
越乃 Syu*Kuraは、JR東日本が、上越妙高駅~十日町駅間で観光列車として運行する臨時快速列車で、2014年(平成26年)5月にデビューした。地酒王国・新潟が誇る「酒」をコンセプトに、車内では厳選した新潟県内の銘酒の利き酒や、地元の食材にこだわったおつまみを用意している。
Shu は日本酒を、Kura は酒蔵を、*(アスタリスク)は雪、米、花を表しており、新潟県が日本酒の醸造が盛んで地酒王国として知られていることにちなみ、日本酒の蔵元が協力し、車内で日本酒を振る舞うことを売り物にしている。キャッチフレーズは「水と大地の贈り物」。
新津運輸区所属のキハ40形・48形気動車の専用3両編成で運行しており、1号車(定員34名)はびゅう旅行商品専用車両、3号車(定員36名)は一般発売用で、ともに全車指定席となっている。車窓の眺望性を高めるため、窓ガラスは大型ものに改造された。
中間車両の2号車には座席はなく、イベントスペースとサービスカウンター「蔵守 - Kuramori -」が設置されている。
3号車は、2+2列の回転リクライニングシートを備えているほか、車両先頭部のフリースペースにはソファーが8席設けられ、展望などを楽しむことができる。
2号車の蔵守 - Kuramori -では、地元の食材を使用したつまみやビール、ソフトドリンク、弁当、土産品などを販売しているほか、利き酒コーナーでは常時5種類の地酒を楽しむことができる。
2号車のイベントスペースの中央部には酒樽をイメージしたスタンディングテーブルが4基、窓際にはカウンターテーブルとバーベンチが設置され、沿線にある酒造会社が酒を持ち寄る蔵元イベントや、生演奏などが実施される。
東北本線
使用条件によって多彩な車種が作られ、現在は地域ごとにオリジナル塗色を採用している。
車体が重い割に出力が低く、登坂時には時速30キロを下回るような有様であるものの、たいへん頑丈な車体で、さまざまな改造が施され、現在でもJR各社で活躍している。
五能線
五能線は、東能代駅(秋田県)と川部駅(青森県)を結ぶ地方交通線で、147.2km、43駅がある。単線で全線非電化。
1908年(明治41年)、能代駅(現・東能代駅)が開業し、1936年(昭和11年)7月に全通した。
1908年(明治41年)、能代駅(現・東能代駅)が開業し、1936年(昭和11年)7月に全通した。
(この項おわり)