E259系電車は、2009年(平成21年)10月1日に特急「成田エクスプレス」での営業運転を開始した直流特急形車両だ。東京駅~成田空港を約50分で結ぶ。写真は2023年(令和5年)4月から始まった外装リニューアル後のもの。
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(2560×1632 ピクセル, 1681 Kbyte)
こちらは登場当時の塗装。
車両デザインは 253系につづき GKインダストリアルデザインが担当し、2009年(平成21年)にグッドデザイン賞、2010年(平成22年)に鉄道友の会ブルーリボン賞、2011年(平成23年)に同ブルネル賞を受賞した。
車両デザインは 253系につづき GKインダストリアルデザインが担当し、2009年(平成21年)にグッドデザイン賞、2010年(平成22年)に鉄道友の会ブルーリボン賞、2011年(平成23年)に同ブルネル賞を受賞した。
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車内の案内装置は、日本語、英語、中国語、韓国語の4カ国表示の17インチ大型液晶2基を1組にしている。行き先、運行情報、ニュース、フライト情報などを表示する。
天井までの高さは2,305mmと高く、空調などのダクトは排除されている。蛍光灯による間接照明。グリーン車は電球色になっている。
客室内床面は日本の伝統模様である市松模様デザインとした。床敷物は普通車ではゴム製を、グリーン車ではカーペットを採用した。
天井までの高さは2,305mmと高く、空調などのダクトは排除されている。蛍光灯による間接照明。グリーン車は電球色になっている。
客室内床面は日本の伝統模様である市松模様デザインとした。床敷物は普通車ではゴム製を、グリーン車ではカーペットを採用した。
普通車のシートピッチは1,020mmで、JR東日本の定期特急の普通車としては最大級だ。リクライニング機構のみだが、全ての座席のアームレスト先端に電源コンセントが装備されている。
黒ベースに赤のワンポイントを入れた座席の表面には市松模様が描かれており、円弧を描くように切り取られるデザインになっているのは、日本らしい風流さを狙った演出だ。
黒ベースに赤のワンポイントを入れた座席の表面には市松模様が描かれており、円弧を描くように切り取られるデザインになっているのは、日本らしい風流さを狙った演出だ。
グリーン車(6号車・12号車、定員28名)のシートは本革張りで、普通車に比べてシートピッチは140ミリも広い。
大型荷物置場にはダイヤルロック式の錠を用意している。
この他、出入口付近や荷物置き場には防犯カメラを、また各車両に乗務員との通話ができる非常警報装置を用意するなど、セキュリティに配慮されている。
この他、出入口付近や荷物置き場には防犯カメラを、また各車両に乗務員との通話ができる非常警報装置を用意するなど、セキュリティに配慮されている。
グリーン車には、大型の洋式トイレが用意されている。
ベビーチェアやベビーベッドが用意されているほか、車椅子で出入りすることもできる。
ベビーチェアやベビーベッドが用意されているほか、車椅子で出入りすることもできる。
大型トイレの中には洗面台もある。
グリーン車には、多目的室も設置されている。
具合が悪くなったときには、このイスを倒して横になることができる。
具合が悪くなったときには、このイスを倒して横になることができる。
グリーン車には電話も設置されている。
普通車も含めた全席に大型テーブルやパソコン利用が可能なコンセントを備えており、足下には荷物スペースを設けている。WiMAXや無線LANを利用したインターネット接続サービスも利用できる(UQ Wi-Fi または BBモバイルポイント のアカウントが必要)。
普通車も含めた全席に大型テーブルやパソコン利用が可能なコンセントを備えており、足下には荷物スペースを設けている。WiMAXや無線LANを利用したインターネット接続サービスも利用できる(UQ Wi-Fi または BBモバイルポイント のアカウントが必要)。
参考サイト
- 成田エクスプレス:JR東日本
- 成田エクスプレス 253系:ぱふぅ家のホームページ
- E259系 成田エクスプレス(N'EX)の連結作業&成田空港に向けて発車:ryouji tokui の 徒然日記
- JR東日本 E259系電車 特急「成田エクスプレス」:nKアーカイブ
(この項おわり)