山万1000形はVONAを使用した唯一の新交通システム

1982年11月に運行開始
山万1000形
2021年12月4日 ユーカリが丘駅 写真:こぱふぅ
山万1000形は、ユーカリが丘ニュータウンの開発会社・山万 (やままん) 株式会社が運営する新交通システム(AGT)山万ユーカリが丘線の車両だ。1982年(昭和57年)11月の開業に合わせ、3両編成3編成が製造された。
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山万1000形
2021年12月4日 ユーカリが丘駅 写真:こぱふぅ
運行及び電力管理は指令室で集中管理しており、完全無人運行する。
車内はオールロングシート。冷房は非搭載。
開業10周年の1992年(平成4年)に「こあら号」の愛称が付けられた。
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AGTシステムは、日本車輌製造と三井物産が開発した中央案内軌条式の VONA (ボナ)  を使用している。
VONAは、1972年(昭和47年)3月、千葉県習志野市にあった谷津遊園内で試用を開始し、正式な鉄軌道路線として、1982年(昭和57年)にユーカリが丘線に採用された。1991年(平成3年)に開業した桃花台新交通桃花台線(愛知県小牧市)にも採用されたが、2006年(平成18年)に廃止。谷津遊園も1982年(昭和57年)12月に辺縁したため、2007年(平成19年)現在、VONAを使用した唯一のAGTとなっている。

参考サイト

(この項おわり)
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