D52形蒸気機関車は国産最大出力

石炭を満載した1200トンの貨物列車を牽引
D52形蒸気機関車
2018年9月2日 JR御殿場駅 写真:こぱふぅ
D52形蒸気機関車は出力1,660馬力で、国産蒸気機関車としては最大の出力を誇る。1943年(昭和18年)から製造が始まった。
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D52形蒸気機関車
2018年9月2日 JR御殿場駅 写真:こぱふぅ
太平洋戦争時の陸運非常体制として、京浜・阪神の両工業地帯へ北海道から年間250万t、九州から年間750万tの石炭を陸上輸送するために、1200トンの貨物列車を牽引できる機関車として設計された。
運転時の機関車重量は84.5トン、全長21.1メートル、全高4.0メートル。動輪直径は1.4メートルある。

当初は492両が製造される計画だったが終戦で変更され、最終的に285両が製造された。1972年(昭和47年)までに全車両が引退した。
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写真の D52 72 は、1944年(昭和19年)5月に製造され、1968年(昭和43年)7月に引退するまで、747,544kmを走行した。
1978年(昭和53年)から湯沢平公園に保存されていたが、2010年(平成22年)にJR御殿場駅前のポッポ広場に移された。
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(この項おわり)
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