網走流氷観光砕氷船 おーろら

最大で約80センチの氷を砕く
網走流氷観光砕氷船 おーろら
網走流氷観光砕氷船 おーろら
網走流氷観光砕氷船 おーろらは、道東観光開発株式会社が1991年(平成3年)から運航開始した観光船である。毎年1月中旬から3月まで運航されており、網走港から約1時間の流氷クルーズに出ている。
網走流氷観光砕氷船 おーろらの大きな写真大きな写真
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網走流氷観光砕氷船 おーろらII
網走流氷観光砕氷船 おーろらII
全長45メートル、全幅10メートル、総重量は491トンで、最大定員は450名。
南極観測船「しらせ」と同様、船首部で流氷の上に乗りかかり、船体の重みで氷を押し下げて割りながら前進する。最大で約80センチの氷を砕くことができる。
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砕氷能力を最大限発揮できるよう、船首部分は氷に乗りかかりやすい形になっている。また、船体を重くするため、内部には最大で100トンの海水をとりこめるバラストタンクを備えている。さらに、同じ大きさの船舶に比べて2倍の出力のエンジンを搭載している。一般船が通るための航路を確保できるよう、船体全長に比べて全幅が広めの船体構造である。
氷海中は3ノットというゆっくりした速度で航行する。
客室は2階建てで、デッキに出ると、氷を砕く音を聞くことができる。

「おーろら」と「おーろらII」は姉妹船で、網走での運航が終わると、4月から10月にかけては、知床観光船として周航している。
網走流氷 関連

参考サイト

(この項おわり)
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