EF80形は、常磐線の上野~水戸間の電化に伴い導入された交直流電気機関車である。電気暖房装置を搭載し、特急「ゆうづる」をはじめ、旅客、貨物列車を牽引した。1962年(昭和37年)から1967年までに63両が製造された。
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取手駅~勝田駅間は、直流電化では茨城県石岡市柿岡にある地磁気観測所での観測に影響を与えるために交流電化にされた。そこで取手駅~藤代駅間にデッドセクションを設けて、走行中に直流と交流とを切り替える車上切換方式とすることが決まった。
日本初の交直両用電気機関車である試作車ED64形を受けて開発されたのが、EF80形である。
機器搭載による重量増を抑えるために、1台車1モーター2軸駆動のカルダン駆動方式を採用している。
なお、本機には列車暖房装置に静止型インバーターが試験的に搭載されている。
機器搭載による重量増を抑えるために、1台車1モーター2軸駆動のカルダン駆動方式を採用している。
なお、本機には列車暖房装置に静止型インバーターが試験的に搭載されている。
参考サイト
- EF80後期形?:鉄ヲタのパパの部屋
- しなのさかいの駅前広場 常磐線のぬしEF80
(この項おわり)