JRバス ヨーロピアンスタイル2階建てバス

日本唯一の2階建てバスはスカニア・バンホール・アストロメガ
西日本JRバス 749-19945 スカニア・バンホール・アストロメガ(TDX24)
2023年1月1日 足柄SA 写真:こぱふぅ
JRバスのヨーロピアンスタイル2階建てバスは、スウェーデン・スカニア社のバンホール・アストロメガである。
日本向けにサイズを縮小し、全幅2.5メートル、全高3.78メートル、全長11.99メートルとした TDX24 を2016年(平成28年)から輸入開始した。
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JRバス関東 D670-19504 スカニア・バンホール・アストロメガ(TDX24)
2023年1月1日 道の駅 もっくる新城 写真:こぱふぅ
車両価格は8000万円。現在、日本唯一の2階建てバスである。

パワーユニットは、ヨーロッパのユーロ6および日本の平成28年排出ガス規制をクリアしたスカニア製直列6気筒ディーゼルエンジン「DC13 115」(排気量12,742cc、最高出力410PS、最大トルク2150Nm)を縦置きで搭載し、トランスミッションには12速AMT「オプティクルーズ」を用いている。
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JRバス関東 D670-19504 スカニアバンホールアストロメガ(TDX24)
2023年1月1日 道の駅 もっくる新城 写真:こぱふぅ
安全面では、衝突被害軽減ブレーキ、車線逸脱警報装置、横滑り防止装置や、車間距離保持機能付きオートクルーズを備えているほか、クラリオンの開発した全周囲俯瞰カメラシステム「サラウンドアイ」を搭載している。2階席の最前席は3点式シートベルを採用している。
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西日本JRバス 749-19945 スカニア・バンホール・アストロメガ(TDX24)
2023年1月1日 道の駅 もっくる新城 写真:こぱふぅ
2018年(平成30年)に高速路線バスとして初めて京成バスが導入し、2019年(平成31年)にJRバスに導入された。
ボディの製造は、ベルギーのバンホール社が担当。年間約1,400台のバスを生産し、4,500人いる従業員の職人技術によって製造されている。
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参考サイト

(この項おわり)
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