このため、名月の日が満月とは限らない。
さらに言えば、15日の夜だから十五夜ではあるが、十五夜は満月とは限らないのである。
写真をご覧になればわかるように、月の左上が欠けている。
新月から満月までは、約13.8~15.8日と幅がある。したがって、ちょうど新月になった瞬間が1日23時だとすると、満月の日は、最も遅い場合には17日と、十五夜より2日遅い日になる。
ちょうど今年がそのケースに当たる。今日が旧暦8月15日だが、今月の満月のタイミングは明後日、9月27日4時45分である。
さらに言えば、15日の夜だから十五夜ではあるが、十五夜は満月とは限らないのである。
写真をご覧になればわかるように、月の左上が欠けている。
新月から満月までは、約13.8~15.8日と幅がある。したがって、ちょうど新月になった瞬間が1日23時だとすると、満月の日は、最も遅い場合には17日と、十五夜より2日遅い日になる。
ちょうど今年がそのケースに当たる。今日が旧暦8月15日だが、今月の満月のタイミングは明後日、9月27日4時45分である。
無人月探査機「かぐや」
中秋と仲秋
中秋‥‥旧暦8月15日のこと。
仲秋‥‥旧暦8月のこと。
字義通り解釈すると、「中秋の名月」は旧暦8月15日、つまり満月を指すが、「仲秋の名月」は旧暦8月であれば、満月だろうが三日月だろうが名月を指すということになる。
ただ、この用法には揺らぎがあり、たとえば広辞苑・第七版では両者を区別しているが、同じ広辞苑でも第四版や、大辞林・第三版では、中秋は仲秋と同じ意味で用いられることがあると書いてある。
仲秋‥‥旧暦8月のこと。
字義通り解釈すると、「中秋の名月」は旧暦8月15日、つまり満月を指すが、「仲秋の名月」は旧暦8月であれば、満月だろうが三日月だろうが名月を指すということになる。
ただ、この用法には揺らぎがあり、たとえば広辞苑・第七版では両者を区別しているが、同じ広辞苑でも第四版や、大辞林・第三版では、中秋は仲秋と同じ意味で用いられることがあると書いてある。
参考サイト
(この項おわり)
旧暦の7月から9月までが秋であるが、文字通り、その真ん中の8月15日が「中秋」と呼ばれている。ちょうどその頃、月が一番見やすい高さにあり、しかも天気が良いので「中秋の名月」と呼ばれるようになった。